【4079】双極性障害と診断され処方が変わり、落ち着きました (【3470】のその後)

Q: 以前、【3470】双極性障害か境界性人格障害で記憶がなくなるのは普通 ですかの20代女性です。回答ありがとうございました。

その後現在の主治医と相談し、デパケンRを増やし、やっと波が落ち着いて来ました。
というのも、12月に大躁転し、飲み屋で貯金100万丸々使ってしまい入院したことからやはり双極性障害なのでは、と気づいて貰えたようです。
以前は波があることすら自覚がなく鬱のしんどさを怠慢なのではと思い、躁の時の記憶は曖昧だけれども調子が良い (飲酒量が増え、活動量が増える)と思い込んでいました。
今は鬱のしんどさと怠慢の違いが分かるようになりました。
私の中では大きい事です。
躁転は、まだ飲酒量を目安に気づくしかないのですが…
先生のご回答をみて、治療を続けて良かったです。
ありがとうございました。

 

林: 経過のご報告をいただきありがとうございました。

躁の時の記憶は曖昧だけれども調子が良い (飲酒量が増え、活動量が増える)と思い込んでいました。

双極性障害(躁うつ病)の方が、躁状態については単に調子が良いだけで病気ではないと思い込んでおられるのはよくあることです。

診断が確定し、適切な治療がなされ、何よりと思います。さらなる改善と安定を願っています。

(2020.7.5.)

05. 7月 2020 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 躁うつ病