【3148】妹は人をイライラさせることばかりするのですが、性格でしょうか
Q: ずっと前から妹について悩んでいます。現在妹は14歳で、私は姉(20代)です。
まず、妹に買い物を頼んだ時に頼んだ商品がお店に無かったら何も買わずに帰って来ます。(大きなスーパー) その度に家族が「無かったのなら、代わりに○○を買って来れば良いでしょう、機転をきかせなさい」といつも怒っていました。中学生になったあたりから何も買わずに帰ってくるという事は無くなりましたが「もしそれがお店に無かったらアレを買ってきてね」とわざわざメモ、メールをして言わなければ絶対に手ブラで帰ってきます。
他にも「ちょっと」「だいたい」「普通で」なども理解してくれません。お茶を入れるのも、ポットにお湯を入れるのもきっちり言わないとやってくれないのでイライラします。
両親はおっちょこちょいだの天然だの可愛くおさめようとしていますが私には そうは思えないのです。
先日、私が美容院に行くと言ったら私も髪を切りたい、と妹もついて来る事になったのですが行きの電車の中でどんな髪型にするのか、どれくらい量を減らしてもらうのか、イメージの写真などを選んでいました。
妹は隣の席で担当の美容師さんにイメージの画像、理想の長さ、前髪はこうで～と伝えていました。妹はロングヘアだったのですが今回は髪の毛が肩にかからないくらいのショートヘアを頼んでいたのですが、髪を切りはじめてから美容師さんに部活は何をしているの？」「得意な教科は？」と色々質問をされていてこの段階で少し嫌な予感はしていたのですが、、
「部活は文化部で～○○ちゃんがね～あ、先生が～」と聞かれてもいないことまで大きな声でずっと喋り続けるのです
隣に座っていた私はスマホで妹に「声が大きいよ」とメッセージを送っでそれを見た妹はハッとしてしばらく静かになりましたがまた少したつと店の端まで聞こえるくらいの声でおしゃべりを始めてしまいました。
私を担当してくださった美容師さんは「元気な妹さんですね～」と言っていましたがもう恥ずかしくて仕方ありませんでした。
妹はどんどん髪が短くなっていくギャップ？に驚いたから、と言っていましたが髪を切られながらずっと鏡を見て「うわぁ、短いよ短いよ～」と小声で言っていて妹の担当さんが「あれ？あのイメージ写真くらいに切っていいんだよね？」と聞いたら「はい！お願いします」と言いました。
その後、何回も何回も「うわぁ短い」と髪を触りながら言うので担当さんが「ゴメンね、切りすぎた？」と聞いていて申し訳ない気持ちになりました。でも妹は「いえ、写真の通りでOKです」と言っていてよくわかりません。
その後2人とも終わって外に出てから妹が「さっぱりした、理想通りに切ってもらえてよかったお姉ちゃん似合う？」と聞いてきたので「理想通りに切ってもらえていたなら、どうしてあんなバツの悪そうな顔をしていたの？」と聞いたら妹は ？ を浮かべていたので「だからあなたが短くしてくれって言ったのに何故髪を短くされて困った顔をしてたの？美容師の人も何回もこれでいいか？って聞いてくれてたでしょ？」と言ったら妹は「ロングヘアだった時とのギャップに驚いてた」と言うので
「それでも自分が美容師だったとして切ってるお客さんにずっと嫌そうな顔されてたら嫌じゃない？」と言ったら「私は美容師じゃない」と言われ怒りがこみ上げてきてしまいました。 例え話が通じないのもいつもの事で本当にイライラします。
以前家に私の友達が遊びに来たとき「もしも好きなドラマのDVDboxのプレゼントと、高級お菓子の詰め合わせだったらどっち選ぶ？」という話をしていて妹がリビングに来たので妹にも聞いてみたら「DVD欲しいほど好きなドラマはないしお菓子もたくさんんいらないかな」と言って出て行きました。友達は「妹ちゃん絶対冗談とか通じないタイプだ」と笑っていましたが絶対変な子だな、と思っていたはずです。
人の気持ちを考えられない、機転がきかない、声が大きい、動きが鈍いなど明らかに普通の子とは違うな。と妹が小3くらいの時から思っていました。
他にもたくさん妹にイラついた事あるのですが、最近の出来事を書かせていただきます。両親に「妹は今は何人か友達もいて普通に暮らせているかもしれないが、高校生、社会人になったら絶対人にたくさん迷惑をかけるようになる」と言っても話を聞きません。 これはもう性格だと思って受け入れるしかないのでしょうか。
林: 妹さんは発達障害(自閉スペクトラム症)にほぼ間違いないと思います。
これはもう性格だと思って受け入れるしかないのでしょうか
たとえ発達障害と医師から言われたとしても、むしろ性格として受け入れた方がいい場合もありますが、この【3148】は、今の時期(14歳)から、発達障害としてのサポートを受け始めたほうがいいケースであると思います。精神科Q&Aの発達障害のケース、林の奥の ADHDの薬、それは治療か商売か、ダンス・ダンス・ダンスなどをご参照ください。
(2016.2.5.)
