【4195】【4153】の方とおそらく同じ医師です (【4113】【4142】の続き)
Q: 【4113】双極性障害か、性格の問題か 【4142】主治医に自分の考えを整理して伝え、納得できる治療が始まりました で回答いただいた30代女性です。 追記したいことがありメールいたします。
あの後、【4153】うつ病もとりあえずリチウムで良いのでしょうか? を拝読し、この方が書かれている主治医の先生の発言が、私の主治医の発言と全く同じであったことから、おそらく同じ医師にかかっているのではないだろうかと思いました。
>>先生に躁うつ病と診断された根拠として「睡眠を減らして働いても大丈夫だった時期があるか」「なんでもできるような気がして希望に満ちていた時期があったか」を聞かれて「はい」と言ったため、そのとき躁状態だったと判断されたそうです。
→私も同じような問診を受けました。違う病院で双極性障害2型と診断された経験があることもあり、最初から診断名は決まっているような雰囲気でした。(前の病院で話をゆっくり聞いてもらえず高圧的で怖い先生だったため、改めて診断してほしくて行ったのですが。。)
そして、
>>この先生はリチウムに関して何かの研究で有名な方だそうで、「躁うつ病にしろうつ病にしろ、とりあえずリチウムを飲めばどちらにも効く。うつ病の薬より副作用もないので、どっちにしてもまずはリチウムで始めるのが一番良い。水道水にも含まれているくらい安全な成分なのだし、あくまで少量の処方なのだから気にする心配はない」とのことです。
→これと全く同じ内容のことを私にもお話されていました。あなたは確かに単極性のうつ病の可能性もあるけど、うつ病の薬は色々と副作用も怖いからとりあえず水道水にも含まれているリチウムが良い。私はリチウムの研究で実績があり、テレビにも呼ばれたことがあり〇〇という芸能人にも会った、など、先生の研究や表彰?の実績を拝聴することが毎回で、リチウムの効果を非常に推している方のようです。
また、改めてこの病院の口コミをみたら「双極性2型」と診断されてリチウムを出されたが転院した結果診断が変わり回復した、という口コミが多数を占めておりました。ではなぜその病院を選んだかというと、私が通い始めたほんの数ヶ月前は開院したてでgoogleにたくさん広告を出しており、googleの口コミが大絶賛するものばかりで非常に良かったからでした。(今思えば開院したばかりなのに不自然だったような気もします。)
先生にリチウムは万能だ、他の精神科医はわかっていないが私は第一人者だ、というようなことを言われてとりあえず飲んでいたのと、実際体調がよくなったのでなんとなく続けていました。先生の過去の実績の自慢話ばかりでこちらの話を聴いてもらえないことなど不満はあったものの、前に行った病院の先生が本当に怖い人だったので、怒ってきたり泣かされたりするよりは良いや、と思っていたのもあります。
しかしドクターショッピングみたいなことはやりたくないですが、【4153】の方の事例を拝見して改めて考えさせられたので、何か特定の治療法を特別に強く推しているようなことがなさそうな病院を見つけて改めて相談してみたいと思います。私は実際リチウムを飲み始める前よりたぶん体調も改善しているので【4153】の方と違って診断自体は間違っていないのかもしれませんが、やはり納得して治療を進められるよう自分なりに動いてみたいと思います。
度々すみません。ご報告でした。
林: 貴重な情報のご報告をいただきありがとうございました。不幸な経験をされ、不快な思いをされたこととお察し申し上げます。
何か特定の治療法を特別に強く推しているようなことがなさそうな病院を見つけて改めて相談してみたいと思います。
是非そのようにされ、適切な治療によって回復・安定されることを願っております。
なお、
改めてこの病院の口コミをみたら「双極性2型」と診断されてリチウムを出されたが転院した結果診断が変わり回復した、という口コミが多数を占めておりました。
とのことですが、ネットの口コミを信用するのは危険です。あくまで参考程度に・・・というのは決まり文句ですが、決まり文句につきまとう軽視は避け、口コミを読むときは常に「あくまで参考程度」ということを毎回強く意識することが必要です。より具体的に言えば、口コミに基づいて何かの行動を決めることは避けるべきです。
現に、
私が通い始めたほんの数ヶ月前は開院したてでgoogleにたくさん広告を出しており、googleの口コミが大絶賛するものばかりで非常に良かったからでした。(今思えば開院したばかりなのに不自然だったような気もします。)
というご経験を冷静に振り返ってみるべきでしょう。
このとき、その医師を絶賛する口コミと逆に批判する口コミとどちらの口コミが正しいかは判断不可能というのが正しく、結果としては(それも現時点での結果としてはという限定的な意味です)批判する口コミの方が正しかったように判断できるということにすぎません。リアルタイムで口コミを読んだときにはその判断が不可能だったことは明白です。
(質問者はこの医師を批判する口コミの方が信用でき、絶賛する口コミは不自然で信用できないと判断しておられるようですが、その判断自体にも根拠がありません。口コミについては、「この【4195】の質問者としては、その医師を批判する口コミに賛同できる」ということにすぎないことを、ぜひ冷静に振り返ってご確認ください)
(2020.12.5.)