【4122】双極性障害が治ったらもう薬を飲む必要はないと主治医から言われました
Q: 30歳女です。 10代の頃から精神的な浮き沈みがはげしく、カウンセリングに通い、高校3年から大学1年までは両親に精神科に通院させられました。その時告知されませんでしたが、双極性障害だったそうです。28歳のとき、会社で躁転し、10代の時に通院していた医師のもとにいったら告知されました。大学1年から28歳までは通院もせず、薬も服用していませんでしたが、普通の生活をおくっていました。 再発してから、2年たちますが、躁とうつをくりかえし、中肉中背だったのに体重が10キロ減少。現在は躁うつ混合状態といわれています。主治医から「治ったら薬を飲む必要はない」と言われましたので、「リーマスやデパケンRなどの気分安定剤が必要と本で読んだのですが」と質問したら、「それは嘘。主流はきれいに治って、薬も必要なくなるのが精神医学会での本流」といい、機嫌をそこねられてしまいました。 自分なりに病気のことを理解しようと手に入る本を読み、インターネットで調べていたのですが、そうした素人判断がお気に召さなかったようです。 ただ、主治医にそういわれても、実際自分が再発しているし、ネットでも5年から15年薬を服用してなかったのに再発した、という文章を沢山目にしてきたため、主治医の主張する言葉の根拠なりデータなりないと信じられません。 会社は2回目の休職をしており、クビの可能性もあります。なんとしても復職したいので、働けるようになりたいのですが、いまの主治医のままでいいのかとても悩んでいます。 どうかご意見をお願いします。
林: その主治医の説明はでたらめです。あなたが調べて得た知識の方が正しいです。病院をかえることをお勧めします。
(但し、インターネットで病気について調べることは一般論としては勧められません。インターネットには誤った情報が溢れているからです。今回はたまたまあなたが調べた内容が正しかったということにすぎません)
(2020.9.5.)