【3924】甘えなのに障害年金を不正に受け取っている
Q: 20代女性です。
半ば衝動的に書いているような状態で、考えがまとまり切ってないため、お見苦しい文章になってしまうかもしれませんことを先に謝らせていただきます。
私は現在何もしていない状態で、障害年金を頂いたうえで母親に寄生して生活しています。
詳しい経過は省略しますが過去の嫌な経験により自傷行為、厭世観、悲観、憂鬱、臆病などのネガティブな人間になり学校卒業後働いていたアルバイトで不眠と仕事場に向かうだけで体調が悪くなる事がどうしようもなくなったことをきっかけに始めて精神科を訪れました。
精神科の先生と毎度顔を合わせることのしんどさ、これだけ通院しているのだからはやく治らないといけないという強迫的な気持ちが強く何度か予約をばっくれてしまい最終的には行かなくなりました。
その後自殺未遂をして入院させられ、最終的には合計3件の病院にお世話になりました。
結局、双極性障害と診断されて年金を受給する事となりましたが、やはり上記のような理由で病院に通えなくなってしまい、今ではどこにも行っていません。
そもそも自分は病気ではなく性格の問題で、つまりは嫌な事から逃げているだけの甘ったれであると思っています。
確かに生きているのはとても辛く、他人の目も関わるのも恐ろしく、自殺願望もありますが、本当に何も出来ないわけではなく、面白いものを見て笑えたり、没頭する事はあまりなくなったとはいえ時々絵を描くことも出来ますし、たまには遊びに出かける事も出来ます。ある程度明るく振る舞う事も出来ます。
働く事が出来ないのに遊びに行けるなんておかしいじゃないですか。完全に甘えだということが明白です。
ですがそれでは問題な事が多いのです。
私は障害年金を不正に受給しているという事になってしまいます。
私は病気でないと前から思っていたので申請したくなかったのですが母親がお願いするので頑張って現状を書き申請しました。そのとき申請書に書き込んだ文章に偽りはありませんが、とても罪悪感を感じます。
頂いている年金もどうでもいいガラクタに消えていく事も多いです。通販等でものを買うと落ち着くのです。
先生の擬態うつ病の話やネット上にちらばる甘え、ファッションうつ、構ってちゃん、本当の鬱の見分け方などの話をひたすら読み(私はネット依存の気があります)、ああやっぱりそうなのだと思って落ち込みます。
ただ厳密に言えばうつ病とは診断されていませんが…。
自分は病気だから優しくしろと思った事もありません。私は病気だからと盾にした事もない…はずです。
けれど考えていて、こういう事が辛いだとかいう愚痴や弱音、死にたいという言葉、自傷行為をしているといったことは何度か話した事があります。
誰彼構わず言っているわけでなく私の数少ない友人にだけですが、それでもそういうことをしているのは私は病気なんだぞと主張しているのと同義だと感じました。
実際に、優しくしてくれたらいいなという甘えた期待があるときもあるのも事実です。
自分の中にある辛さ、甘えという認識、どちらも本当の事なのでどんどんと苦しくなっていきます。
頭が悪いくせにこのようなたくさんの事を考えるのでいつもぱったり眠ってそのまま起きたくないと思います。嫌な記憶もずっと忘れられません。それなのに良い思い出は全然思い出せません。思考がなくなってほしいです。それこそまさに思考停止ではないか、という感じですがいつも面倒になって死ねば全部解決するのになと思います。
先生に全てを話しているわけではないので自分が病気か甘えかという診断をしてもらえるとは思っておりません。
ならばなぜこのような文を書いているのかと言われるとわからなくなってしまいますが、とにかく甘えという言葉に捕われて苦しいのです。
また病院に行くべきではないのかとも思いましたが同じ事を繰り返すだけであることもずっと会ってなかった先生にお会いするのも怖いですし、そもそも極力外に出たくないのと予約の電話も怖い、処方されるお薬も睡眠薬ぐらいしか効果が実感できないので何も出来ていません。
私はどうしたら良いでしょうか。
甘えって、なんですか。
病気だとしても、いつまでも社会の怖さ人間の怖さに怯えて逃げているだけでは甘えているのと同じなのではないか。何か少しでも解決策がありましたら、教えてください。
失礼しました。
林: 質問者は、自分が甘えであるということを確信し、それを前提として話を展開し、自分は障害年金を不正に受給しているという結論に達して強い自責感を持っておられますが、そもそもの出発点である「甘えである」という判断が正しくなければ、展開されている話はすべて土台を失って崩壊し、障害者年金の不正受給という結論も誤りということになります。そして、「甘えである」という根拠はきわめて薄弱です。逆に、過去に入院を含め精神科での治療歴があり、双極性障害という診断まで下されていることからは、「甘えではなく病気」と判定するのが当然に妥当であり、もしその判定が誤りであるとするならば、相当な根拠が必要ですが、その根拠が見当たりません。
質問者は、
たまには遊びに出かける事も出来ます。ある程度明るく振る舞う事も出来ます。
働く事が出来ないのに遊びに行けるなんておかしいじゃないですか。完全に甘えだということが明白です。
とおっしゃっていますが、遊びや明るく振る舞うことが「たまには」「ある程度」可能であることは、病気を否定する根拠としては弱すぎます。そして、そうしたことを根拠として「完全に甘えだということが明白」と結論に飛躍することは、逆に質問者が病気であることを支持するとも言えます。
この点に限らずこのメール全体の底に流れているのは、自分が甘えているという自責感で、過去に双極性障害と診断されていることとあわせると、現在、質問者はうつ病相にあり、その症状として自責感が出ているとみるのが最も妥当です。
先生に全てを話しているわけではないので自分が病気か甘えかという診断をしてもらえるとは思っておりません。
このことからも、質問者は、自分は甘えであるという妄想に近い確信があり、それを否定することは認めないという姿勢があることが読み取れます。
何か少しでも解決策がありましたら、教えてください。
精神科を定期的に受診し、治療を受けてください。質問者の状態は甘えではなく病気です。
(2019.12.5.)