【4799】先生に 4 年程前に質問してご指南頂きました。双極性障害 2 型の娘の事です。 (【3860】のその後)
Q: 私は50代女性です。以前娘が双極性障害2型と診断され先生に娘との接し方を相談してこのサイトで 【3860】19歳の娘について、主治医に聞けないこと でご指南頂きました。その節は有難うございました。
娘は大学に入学したもののすぐに躁鬱の症状が出て大学に行けなくなり、4年が経ち同級生は就職しましたが娘は大学2年生で今年やっと一学期余り休む事無く通えました。もうすぐ2学期が始まります。今はものすごく落ち込む事も減り薬も毎日飲んでここ二週間は久しぶりに鬱っぼかったのですが、前程では無いようです。
今日診察日だったので時々朝起き上がる時にくらっとして頭の中で耳鳴りのような症状があるというので主治医に相談する様に言いました。帰って来て「どうだった?」と聞くと「大学の授業で習ったけどカウンセリングは契約なのでカウンセラーとクライアントは契約関係にあり、カウンセラーは冷たい位でいいと思った。」と言います。「どうしてそう言う事言うの?」と聞くと「時々先生が冷たく感じる時がある」と言うので「先生も人間だし、調子の悪い時があるんじゃない?」というと「結構ある」と言います。
娘に「大事なのは先生の事信頼してるかどうかやで」と聞くと「信頼してる」と言います。
私も最初の頃は一緒に通い、主人も会った事があります。薬を飲む事の不安があったので先生にその事を言うと対応してくださって薬の量も私が心配する量ではなく、娘の症状も4年前よりはだいぶ良くなっています。
精神科、心療内科の先生はイメージから優しく対応してくれると思っているのですがどうなんでしょうか?
忙しい時や体調によってはやはり人間なので冷たい対応になるのでしょうか。
私の想像では患者が頼り過ぎてはいけないのでそうされているという面もあるのでしょうか?教えて下さい。そして先生に「時々冷たい」と言ってもいいものでしょうか?
林: その後の経過をご報告いただきありがとうございました。経過は必ずしもとても良好とまでは言えないものの、現在は以前よりはかなり良くなっておられるご様子、何よりと思います。
今回のご質問については、前回の【3860】と似たところがあり、質問者が治療に対して不安を感じておられることは読み取れますが、残念ながら質問としてはあまり成立していないと思います。つまり、率直に申し上げて、ただご自身の不安を吐露しているだけのように思います。
もちろん形式としては質問文になっていますが、
精神科、心療内科の先生はイメージから優しく対応してくれると思っているのですがどうなんでしょうか?
「どうなんでしょうか?」 は何を聞かれているのかわかりかねます。
忙しい時や体調によってはやはり人間なので冷たい対応になるのでしょうか。
そういうことが「ありうる」という意味では当然でしょう。
私の想像では患者が頼り過ぎてはいけないのでそうされているという面もあるのでしょうか?
それは当然にあるでしょう。
そして先生に「時々冷たい」と言ってもいいものでしょうか?
それはご自身でお考えお決めください。
病気と戦っておられる娘さんをサポートする立場の母親として、まずご自分の不安を適切にコントールすることをぜひ心がけてください。それが娘さんの経過を良くすることに繋がります。
(2024.3.5.)