【3546】私の確認行動はただの心配性でしょうか

Q: 10代 女です。
1年以上前から、確認行動を止めることができません。
例えば、窓やドア、冷蔵庫が閉まっているかどうか。
蛇口やシャワーの水が止まっているか。カバンの中身。
これらを5回以上確認しないとなかなか安心することができません。
ドアの鍵については、外出してからも気になりすぎて帰って確認したこともありま
す。(この時、案の定鍵は閉まっていました)
いちいち全部を確認しなければならないので、とても身体的にも精神的にも疲れる
し、その後の予定を圧迫している気がします。
親に伝えましたが、「ただの心配性でしょ」と言われてしまいました。
ですが、ただの心配性とは少し違う気がします。
私はただの心配性ですか?

 
林: 確認行為自体は誰にでもある程度まではあることですが、それが度を超すと強迫性障害と診断がつきます。【3215】単なる性格の癖か、強迫性障害か などをご参照ください。
この【3546】のケースは、おそらく強迫性障害の診断がつくレベルだと思います。「単なる心配性」として、自助努力だけで何とかしようするのは無理があるでしょう。

(2017.10.5.)

05. 10月 2017 by Hayashi
カテゴリー: 強迫性障害, 精神科Q&A タグ: , |