【2588】幼い頃から死ぬことへの好奇心が強いです

Q: 20代女性です。いつも先生のHPを拝見させて頂いております。 私は幼少期、興味をひかれると目の前のことはそっちのけで好奇心のまま動いてしまう、多動性・衝動性の強い子供でした。そのため、集団行動が困難なこともあり、学校で問題を起こしてしまうことが度々ありました。診断は受けていないのですが、今思うと、憶測ですがADHDだったのではないかと考えております。成長とともに、突発的な行動を理性的にコントロールすることができるようになり、現在は会社員として社会に出ることができております。しかし、一つだけ”死んだ後どうなるのか”という疑問にたいする好奇心が、年を重ねる度に自分のなかで強くなっていることを感じております。 人は死んだらどうなるのか、天国や地獄といったものまたは、それに変わるものは存在するのか、それともそんなものは存在せず無になるだけなのか、、、そんなことを考え出すと強い衝動性に教われ、死んで確かめたいという思いに駆られてしまいます。今はまだ、なんとかその衝動性を押さえることが出来ているのですが、今後その好奇心に負けて、自殺をしてしまうのではないかと、自分で自分が怖くなります。 家族や友人に相談すると、考えすぎだ、疲れているだけだ、とリフレッシュを勧められ行ってみたものの、根本的な衝動性を拭えることはありませんでした。 これは一時的なもので、私が心配し過ぎているだけなのでしょうか?それとも、なにか治療が必要な状態なのでしょうか? アドバイスを頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。

 
林: これだけでは異常とはいえません。現在、治療は必要ないでしょう。

(2014.3.5.)

05. 3月 2014 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A