【4609】治療せずに改善すれば、病気ではなかったと考えていいのでしょうか

Q: 20代女性です。
現在の私の状態は、以前より病的ではないと自分では感じているのですが、治療はしておりません。
治療せずに改善するという事は、性格の問題の範囲内であり、病気ではないと考えてもいいのでしょうか?
私は必要でないなら病院に行ったり、服薬はしたくないと望んでいます。
文章が下手くそなので記憶に残っている気になる事を箇条書きで記入させて頂きます。

幼少期
・目に映るチカチカしたカラフルな光のようなものを追いかける癖があり、眠る前の暗闇の中でそのチカチカしか無い状態で、突然そのチカチカがネオンのようになり、さらに街が出来て、黒とカラフルな光だけの世界の中に行った。パチンコ屋さんのようにチカチカした看板が沢山あった。
その世界が怖くて、目を閉じるのが怖かった。
ある日、トイレで座り壁を見ながらチカチカを見ていると、チカチカが虫の形になり、その虫が壁に黒い小さなフンを残して行った。
それを母親に必死で伝えるが、相手にしてもらえなかった。
・姉の友達の家へ一緒に遊びに行くと、友達のお婆ちゃんが「自分より小さい子を連れてきちゃダメと言ったでしょう!」と自分だけ一緒に遊ばせてもらえず、その言葉が悲しくて年上というものが怖くなった。
・姉から「お前だけ顔が違うから兄弟じゃ無い」「お前が生まれたから貧乏になった」と言われ、自分は生まれてはいけない人間なんだと思っていた。
・兄と姉から仲間はずれにされて、いつもいじめられていた。話しかけてもほとんど無視されていた。悲しくて部屋から一人出て廊下で泣いていると、父親が来て私を見て、鼻で笑って寝室へ入って行った。父親にも嫌われていると感じた。
・いとこの家へ行くと、兄と姉が私の事を話すので、いとこからもいじめられていた。兄と姉がかかわる人間はみんな自分をいじめると思い、怖くなった。
・一番信頼していたお婆ちゃんが、悪い人である事を母親から聞かされた。お婆ちゃんと2人で過ごす事が多かったので、不安になるようになった。
・お婆ちゃんと留守番してる時、このまま、自分を置いて、誰も帰っては来ないのではと思って泣いていた。

小学生
・家でいじめられてることがバレるのが怖かったので強がっていた。バレたら同じようにいじめられると思ったから。
・家に帰ったら皆いなくなっているのではと、毎日学校で突然泣いていた。でも強がっていて基本人前で泣けなかったので、なぜか目から涙が出る。と先生に話すと、花粉症かな?と言われて教卓の隣で後ろ向きに椅子に座らされた。
・姉に友達の前と家での性格が違うと気持ち悪がられ、なるべく友達に優しくしないようにした。時々やりすぎて罪悪感で泣いていた。
・朝、両親が出かける時、このまま帰って来ない気がして、毎朝しつこいくらい見送りをしていた。そして夜は、必ず買い物について行った。
・お婆ちゃんが、嫌がらせをしてくるようになった。連れて来た友達に嫌なことを言ったり、聞こえてるくせに聞こえないふりをしたり。半信半疑だった母親の「お婆ちゃんは悪い人」という話を確信した。
・毎日お婆ちゃんと喧嘩して、寝る時にこんなはずじゃなかったのに、自分さえ生まれなかったらお婆ちゃんも嫌な思いしないのに、皆自分さえ生まれなかったら幸せなのに、死にたい。と布団の中で泣いていた。
・今思えば、離人?と言われる状態が良くあった。帰り道で、友達の声が遠くなり、自分の歩いている手足が、映像のように感じ、初めての時はなぜかタコのイメージが頭の中に出て来て、母親に「今日帰っていたらタコになった」と話して、どういうことか聞かれたので自分なりに説明したが伝わらなかった。タコの薄い紫っぽい皮に包まれたような、見えている手は動いているが動かしてない手がまだあるような、手足が増えたような、不思議な感覚だった。
・給食がなかなかたべれないことがあった。姉に食べている姿について何か言われたことがあって、人前での食事は緊張するので、口の中のものがなかなか飲み込めなかった。少しずつ口に入れてゆっくり飲み込んでいたので、始めから量を減らしていた。
・いつの間にか「帰ったらみんながいなくなっている」という不安が無くなった。

中学生
・姉と仲のいい同級生の弟などがいたため、自分のことを知っているのではと思い、避けていた。その人の周りの人間も避けて、いつの間にか男の人のほとんどを避けていた。
・男の人が「本当は暗いくせに無理してる」「なんか1人だけおかしいやつがいる」「あいつは女じゃねえ」「ボコボコにしてやろう」「なんかヤバイ匂いがする」「調子に乗ってる」「恥ずかしくないのかなぁ?」「頭おかしい」これらの内容を話しているのが聞こえて、女の子の友達もその会話に参加して笑ってて、本当は友達も皆私の事嫌いなんだなと思って孤独だった。
・死ぬことばかり考えていた。自殺しようとして学校を休んだ。
・給食を食べないことが多かった。
・外食は緊張するので苦手だった
・お婆ちゃんが、深夜テスト勉強をしている時にわざわざ起きて来て、テーブルを指でコツコツ鳴らし続けて邪魔をしてくる。それで私を怒らせて楽しんでいる。私が二階へ上がるとお婆ちゃんも二階へ上がってくる。私がお風呂に行くと、お婆ちゃんがお風呂の前を通ってトイレに行き、お風呂の扉を開けてくる。私が怒るの分かってて、わざと汚く食事をする。私が怒るの分かってて、通る時にわざと足が私の身体に少し触れるように通る。もしくはわざと踏む。でも怒ると思うツボだからなるべく無視していた。
高校
・知り合いはほとんどいない学校だが、別の高校に行った同じ中学の人が高校の人に私の情報を漏らしていると思った。「あいつじゃね?きもーい」という声や馬鹿にしたような笑い声を感じた。中学の卒業式の時に友達と撮った写真を高校の人に送られて、それについて「○○ちゃんと一緒に写ってんじゃねえよきもい」などと言われていると感じた。
・お弁当を食べないことが多かった。
・外食は苦手だった
・買い物も人に顔を見られて笑われるのと、後ろに並ばれると緊張してしまうので苦手だった。
・高校中退
・コンビニのバイトをしていて、バイト先ではお客さんに「くさい」「きもい」や顔の事などで笑われるのはいつもで、スタッフからも嫌われてると感じた。もともと姉が働いていた職場なので、姉の友達や知り合いが多く、私が休憩でバックルームに行くと、監視カメラから悪口が聞こえた。「お姉ちゃんは良い子なのにね」「ほんと嫌なんだけど」と、オーナーに話していた。自分は仕事ができないけど、姉の知り合いという事もあり、仕方なく置いてもらえているのだと思っていた。
「○○さんが相方は○○ちゃん(私)固定がいい。」って言ってたよとオーナーに言われたが、それも何か企みがあって嘘を言ったと思っていた。ずっと辞めたかったけど、言い出せずにいたが、その事がきっかけで突然辞めると言った。そしたら時給を上げるから辞めないで!と言われたがこれも姉の顔のためで、本当はやめてほしいと思ってるに違いないと思った。
・字を書いてる時に見られていると、手が震えて汚くなってしまう。
・緊張して息が苦しくなるが、呼吸が荒いと不審に思われると思い、意識して弱く呼吸をして、余計に薄くなって、結局不自然な呼吸になるということがよくあった。
引きこもり(お婆ちゃんと離れて暮らす)
・誰とも連絡を取らないようになり、ほとんど外出しなくなった。
・私が二階の部屋にいる時、一階のリビングから家族が私の事を話しているのがよく聞こえた。内容は覚えていない。
・兄の部屋から、兄が電話で私の事を友達に話しているのが聞こえた。「まじ重いんだよ」というような内容。
・姉が誰かと結託して私を陥れようとしているように感じ、姉に対する憎しみのようなものがあった。しかし、この時には姉と兄との仲は改善しており、そんな気持ちを抱いた事に罪悪感を感じる事もあった。
・家の外、近所の人が私の事を噂している声がよく聞こえた。内容は覚えていない。
・母親が、私がくちゃくちゃと音を立てて食べるのが嫌いというのを知ってて、わざと音を立ててくると思った。怒ったら思うツボだと普段は耐えていたが、時々「ぜったいわざとだろ!!」と言っていた。
・知らない電話番号から電話があると、詐欺師で、自分を騙そうとしている、電話番号は知り合いがばらまいた。と思い、出なかった。
・突然お婆ちゃんのことを思い出し、罪悪感で涙が止まらなくなり、動けなくなり、自殺しなくてはと焦るが、落ち着くと「またか。」早く家事をしなくては、と、さっきの落ち込みを他人事のように感じる。ということを繰り返していた。泣いて動けなくなっている時は、何かに押さえつけられているように身体が重く、たまに手が首を絞めようとするが、もう1人の自分が必死で止めているような感覚。
バイト開始
新たにバイトを始めるきっかけがあり、飲食店でバイトをする。
・お客さんが「○○(知り合いの名前)が親戚なんだけど、あいつが○○らしいよ」と私の事を笑っているように感じた。
違う場所で会社員
・現在、職場はとても恩のある良い人ばかりなのに、自分にやめてほしいと思っているように感じる。どうしても自分の悪口を私のいないところで言っているように感じる。たまに、聞こえて、そばに行ってみると、全く違う話をしていた事がわかり、自分の性格の悪さに落ち込む。ということが増えた。
・自殺についてよく調べるようになった。ずっと死にたいのに今まで死ねなかったのだから、自分は死ねないのだろうと思いながら、死ぬ場所も死に方も決まっている。中学生の時に自殺失敗した場所で、首を吊る。でも実行する決断力が自分にはないと思う。
・生命保険を見直せと周りに言われるが、せっかく三年たったのに、変えてしまったら自殺で保険金が降りないかもしれないと、変えられずにいる。
・休日は部屋で一日中ぼーっとしている事が多くなった。テレビを付けてもすぐにしてしまう。
・姉とはとても仲が良くなった。憎しみのようなものは無くなった。
・外食は慣れているところや慣れた人となら大丈夫になった。周りから見られていると意識すると緊張するが、ずっとは続かない。
・買い物も出来るようになった。後ろに立たれると緊張はするけど、以前のように買うのをやめるか悩むほどでは無くなった。
・悪口については、自分がそれだけ底辺な人間なので、言われても仕方ないと思えるようになった。

以上で箇条書きは終了です。

ずっと死にたい気持ちはあります。離人のような状態も時々まだあります。
引きこもっていたあたりから、自分は病気なのではと思うようになり、当時は病院も検索しましたが新規お断りだった事もあり結局行かず、現在はやっぱり性格の問題ではと思っています。
理由は先にも述べた通り、治療をしていないのに改善している気がするからです。
今思えば、もしかしたら被害妄想だったのかな?と思う事が沢山あります。

以上のことから、病気ではないと考えても良いのでしょうか?
もしくは、病気ではない可能性の方が高いでしょうか?
ちなみに関係ないとは思いますが、1歳ぐらいのころ、川に転落して頭を打ち、縫ったことがあるそうです。

汚い文章、長文申し訳ありませんでした。
読んで下さって有難う御座います。

 

林: 記されている症状のうち、以下のものは特に、統合失調症の可能性ありとする根拠になるものです。

・男の人が「本当は暗いくせに無理してる」「なんか1人だけおかしいやつがいる」「あいつは女じゃねえ」「ボコボコにしてやろう」「なんかヤバイ匂いがする」「調子に乗ってる」「恥ずかしくないのかなぁ?」「頭おかしい」これらの内容を話しているのが聞こえて、女の子の友達もその会話に参加して笑ってて、本当は友達も皆私の事嫌いなんだなと思って孤独だった。

・バイト先ではお客さんに「くさい」「きもい」や顔の事などで笑われるのはいつもで、

・家の外、近所の人が私の事を噂している声がよく聞こえた。

・お客さんが「○○(知り合いの名前)が親戚なんだけど、あいつが○○らしいよ」と私の事を笑っているように感じた。

他の症状は、多くは非特異的なものですが、統合失調症として矛盾するものではありません。

治療せずに改善するという事は、性格の問題の範囲内であり、病気ではないと考えてもいいのでしょうか?

そうとは言えません。【4584】私は統合失調症だったのでしょうか。そして自然治癒したのでしょうか。、【4585】統合失調症は自然治癒しますか、【4231】統合失調症の不完全型のようなものはあるのでしょうか などをご参照ください。

(2022.12.5.)

05. 12月 2022 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症 タグ: , |