【4536】大学の、 ADHD であるという知人について

Q: 私は19歳女性です。
私は現在大学二年生で、心理学を専攻しています。将来カウンセラーになるか迷っておりそのための科目を履修しているのですが、大学でいつも一緒にいる友人に紹介された知人に困っています。
普段カウンセラーの科目をとる時には紹介してくれた友人(薬は飲んでいないものの、うつ病持ち)と、その知人(友人がADHDと聞いた)と3人でいることが多いです。私は友人とだけ一緒にいられればいいのですが、知人は他に友達がいないようで、私たちの席の近くに座ってきます。ADHDである、というのは本人からではなくその友人から聞いたのですが、わりと典型的な特徴を表しているように見えます。そして知人が絡んでくることに対して、友人がかなりストレスを抱えているようです。
友人は最初は愛想良く接していたものの、途中からは返事は上の空、ほとんど無視に近いような状態で、今は私が完全に板挟みになっています。知人はあまり人の話を聞くのが得意そうではなく(ADHDの特徴かなと私は勝手に思っています)、その態度に拒否反応を抱いているそうです。友人は私に対してはそのことを伝えてきますが、本人には言えないようで、このままだと友人がストレスを抱えすぎて辛くなってしまうのでは、と心配しています。どういう対応を心がければよいのでしょうか。

林: 質問文中の、「知人」は「ADHDであると聞いた人」、「友人」は「”うつ病持ち”とされる人」であると一応解釈してお答えします。(この解釈が正しいかどうか、質問文が曖昧で判断できませんが、何かの解釈をしないとお答えしようがないのでそう解釈することにします)

そのように解釈しても、やはり回答は不可能です。
「知人」がADHDか否かが不明です。「友人」が”うつ病持ち”とのことですが、”うつ病持ち”とは何か、意味不明です。仮にこれらの不明点が解消されたとしても、それだけの情報ではこのメールに書かれた事態への対応法を示すことは不可能です。また、質問文からは「友人」への対応を問われているようですが、件名は「知人」がテーマになっており、すると「友人」「知人」についての冒頭の解釈が正しいかどうかにも疑いが発生します。
以上の通り、この質問文は曖昧にすぎて回答は不可能です。

(2022.8.5.)

05. 8月 2022 by Hayashi
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