【3521】さらに前進できるよう努力したいです(【3430】、【3459】、【3481】のその後)

Q: 【3430】10数年ひきこもっている弟が最近、特許や亡命にこだわるようになった【3459】保健所に相談し、一歩前進しました【3481】治療に向けてさらに前進しましたの質問者である40代の姉です。ご回答ありがとうございました。
あれから1ヶ月、私自身腰も重く弟に病院行くか?と聞いてやらないとと思いながら
もなかなか動けずにいます。

前回の保健所での面談の中で、質問メールには省きましたが私たち家族が「国宝の本を書いた作者の血筋」等と言い出し、弟から特許については聞いた事がありましたが血筋については初めてだったので、落ち込みました。
最近ではいきなりドイツが登場し、今G20をドイツでやってるからテレビを見てその影響でしょうか。そんな事に触れると私自身も落ち込みます。
(弟は引きこもってから自宅がネット環境にあった事は殆どありません。一時期仕事をしていた時は自分でひいてましたが、ここ10年は自宅ではやってません。)

先日は弟が可愛がってる私の娘(娘は弟を好きと言ってます)と顔を見に、家に寄りました。その際、娘は弟が怖い顔してたなぁ、何で?と私に聞きました。素直な子供の感想に早く対応しなければと思いながらも、考えると重く…。

弟と同居している父が病院行きなさいと強く言ったと先日聞き、そんな言い方したらあかん!と言いましたが、中々足並みも揃わず、父にも本を渡していますが、家族それぞれいっぱいいっぱいで上手くいかず(愚痴ですみません)、ただ日が過ぎてしまいました。

あれから保健所に私だけ行き、近隣の病院の事を教えて頂いたり、保健所の職員さんも私の事も気遣って下さり、ありがたかったです。

そして先程、林先生のご回答に励まして頂きました。
ありがとうございます。 そのお礼を申し上げたかっただけのメールです。
励ましを頂き、また焦らず、前進できる様に努力したいと思います。

 

林: 経過のご報告をいただきありがとうございました。
【3430】の時からみて、大きく前進されていることは確かです。本当の治療のスタートラインにはまだ達していませんが、すぐ目の前にそれが見えている段階だと思います。スタートラインに立つまではまだ簡単ではないかもしれませんが、前進を続け、弟さんが最善の治療を開始できることを願っています。

(2017.9.5.)

その後の経過 (2019.7.5.)

05. 9月 2017 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症