【3604】私はうつ病ではなくただ甘えているだけではないか

Q: 私は40代の男性です。2年前、転勤を機に 〇慢性疼痛〇気分の落ち込み〇感情の喪失〇無気力になった〇好きなことが出来なくなった あるいはやっても楽しいと思わなくなった〇仕事においても、家庭においても些細なミスが増えた。〇起きた時に気分も体調も最低の状態で、夜になるにつれ、 良くなってくる〇楽になりたい、この苦しみから逃れたいと思うようになった〇寝られなくなった などの症状があらわれ、主治医の元で治療を受けています。 しかし、最近、色々な本を読み漁るうちに「自分はただ甘えているだけではないか」という疑問が強くわいてきました。 主治医は、そうではないといいますが、私は本当に「うつ病」なのでしょうか

 

林: わかりません。症状の記載に具体性がないからです。
このメールから何か判断するとすれば、主治医の先生が甘えではないとおっしゃったということに基づき、甘えではない とみるのが妥当でしょう。逆に言えば、「主治医の先生が甘えではないとおっしゃった」こと以外には、判断の根拠になる材料がありません。

(2018.1.5.)

05. 1月 2018 by Hayashi
カテゴリー: うつ病, 擬態うつ病, 精神科Q&A タグ: |