【2856】せっかく減りつつある薬が増えるのは嫌です
Q: 20代女性、うつ病で自宅療養中でしたが、現在は症状が改善し、診断名も気分変調症へと変わり、アルバイトを探しています。実家暮らしで、両親と同居しております。 最近、ストレスが溜まりすぎて気持ち悪く、発狂するのではないかと思うことが度々あります。お皿を割ったり、ものを投げつけて暴れまわりたくなります。 以前、躁転したことがあり、リーマスを毎食後服用しています。 実際は我慢し、近所を走ってきたり、音楽を聴いてみたり、ピアノを弾いたり、お菓子を食べたり、ハーブティーを飲んでみたりと試みています。しかし、なかなか収まりません。 現在も、このメールを書いている同じ部屋に父がおり、見えないようにすることでハラハラしています。家が狭く、一人になれる時間がほとんどありません。 主治医には毎回、調子がいい、と話しています。薬が増えたら嫌だからです。この2年間で3人目の医師で、その医師になってまだ半年くらいです。同じ病院に通っていますが、医師が辞めるなどして変わりました。入院施設もある、比較的大きな病院です。 金銭面で、社会保障費や生活費の全てを両親に負担してもらっているので、負い目というか、引け目を感じます。 現在は働ける状態であるものの、アルバイトがなかなか見つかりません。もちろん、応募はしていますが、病歴がある場合の難しさを痛感しているところです。そのため、現在は家事の半分程度を引き受けています。 父は、何かあるとすぐに、出て行け、と言うタイプです。そのため、父には何も言えません。母は・・・仲は良いのですが、娘を支配し、自立を阻むタイプです。 とにかくストレスが溜まります。 主治医に言うべきでしょうか。せっかく減りつつある薬が増えることは嫌です。
林:
発狂するのではないかと思うことが度々あります。お皿を割ったり、ものを投げつけて暴れまわりたくなります。
という状態であるにもかかわらず、
主治医には毎回、調子がいい、と話しています。
このように主治医の先生に嘘をついているのであれば、よくなるはずがありません。
薬が増えたら嫌だからです。
症状に見合った必要な量の薬を飲まなければよくなるはずがありません。
せっかく減りつつある薬が増えることは嫌です。
ではよくなることをあきらめるしかないでしょう。
(2014.12.5.)