【4673】作業所は継続することにしました (【4662】のその後)

Q: 20代女です。前回の質問【4662】作業所をやめたいです にお答えくださり、ありがとうございました。作業所は継続することにしました。利用するのに必要な書類が送られてきたので役所に提出しました。

あれから診察があったのですが、作業所に行くように主治医に言われました。どうしてかは分かりません。
なにもないと引きこもりのようになってしまう時期があり、それが理由かもしれないし、昼夜逆転になって躁状態になるのを防ぐ目的かもしれません。(私は躁状態になると、多弁になったり買い物に行きまくったりして危ないのです。)

理由が何にしろ、私は私で、工賃が現在の主な収入源となっているので、「仕方がないかな」などと思いながら通っています。作業所内での人間関係があまり良くなく、気がつくと嫌われてしまったりしています。(ASDの傾向があり暗黙の了解が分からなかったり失礼なことをしたり空気が読めないということがあります。)
だけどどうしようもないし、これが一般就労や学校に戻るハードルになっていて、それの改善のためにも、しんどくならない範囲で自分の課題に取り組もうと思います。でも本音を言うと、早く辞めてしまいたいです。通えば通うほど惨めになります。回りの方々は障害者年金を受給しながら通っているので、余裕がありますが、私にはそれがありません。工賃がいくらでもいい人が「作業ではなくプログラムをしたい」と言うとイライラしてしまいます。

ところで、作業所はリモートワークもあり私はそれも利用しています。今月は月のほとんどを通わずにリモートワークに切り替えている人もいるので私も来月からはそうしたいです(今月も中休みをいれたりして体調にあわせて調整しています)。祖母の家に行って手伝いとかしようと考えています。

主治医や両親、大学のカウンセラーの先生、ゼミ担に相談して、両親を説得し、後期からは学校に戻れることになったので、それを待ち遠しく思いながら、色々な手続きをしています。職員さんが「大学に通いながらでもおいでよ、定期とかお金かかるでしょう?」と仰ってくださったので、長期の休みなどでは利用するかもしれません。

 

林:
作業所は継続することにしました。

適切な正しい選択だと思います。
【4662】のような迷いはこれからも再燃することがあるかもしれませんが、総合的にみて、あなたには作業所が必要だと思います。作業所を続けることは動かぬベースとして、これからも回復に向かって歩み続けてください。

(2023.5.5.)

その後の経過 (2023.8.5.)

05. 5月 2023 by Hayashi
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