【4404】救急受診し、てんかんと診断されました (【4293】のその後)

Q:【4293】奇妙な不快感や理由のない不安感があります。日常生活に問題はないのですが受診したほうがいいでしょうか。で回答をいただいた30代女性です。
てんかん、特に側頭葉のてんかんについて調べてみると、部分発作の症状が多くあてはまり驚きました。

年内に精神科の予約を取ったのですが、それを待たず先日けいれん発作を起こし、救急搬送されました。 (初めてのけいれんで、呼びかけにも応答せず、長引いたため救急搬送となりました)
脳波の検査を行った結果、右側頭葉にてんかんの波形が見つかりました。

夜泣きによる睡眠不足、仕事のストレス、家庭のストレス、腸炎でのクラビット服用あたりが発作の引き金になったのだろうとのことで、今はイーケプラ500mgを朝夕服用しています。

まだ部分発作は頻繁に起こり、副作用なのか鼻炎と悪心があるため、今後についてまた主治医に相談しようと思います。 予約した精神科は全く別のクリニックですが、それはそれとして話をしてみたいと思っています。

診断名が付いたことによって、不安や不便(運転など)もありますが、多少の知識を持っておいたおかげで緊急入院となっても冷静にいられたと思います。

けいれんを起こしてすぐは少し落ち込みましたが、20年間ほど部分発作が起きていてもけいれん発作が起きたのは1回だけですし、あまり落ち込まず、体力づくりとストレスを溜めない生活を心がけ、今後も過ごしていきたいと思います。

【4293】の回答、ありがとうございました。

 

林: 救急搬送され、ご苦労されたことと思いますが、正しい診断がつき、治療が開始されて何よりと思います。子育てでお忙しい時期の治療開始はこれから何かとご苦労があるかと思いますが、発作がコントロールされ、安定した状態が続くことを願っています。

(2021.10.5.)

その後の経過 (2024.1.5.)

05. 10月 2021 by Hayashi
カテゴリー: てんかん, 精神科Q&A