【4241】自分が触れたところが気になって何度も触れてしまう
Q: 私は高校二年生の女です。
昔からある癖の様なものなのですが、自分が触れたところが気になって、何度も触れてしまいます。
例えば、テーブルの上で手を右に動かすと、なんだか全てのもの、というか全身…?の感覚が右に寄ってしまった様な気持ちになって、左に動かさないと気が済みません。天気や体調によって度合いも変わるようで、生理の時などは異常に過敏になる事があり、何回やっても感覚が元に戻らなくなって、気が狂いそうになったりします。
これは、本当に少し、たまたま当たってしまっただけの時も起こって、とても煩わしいです。これは何かの病に該当するのでしょうか?
また、手すり付きの階段や、タイルの上を歩いている時。手すりの軸となる棒が立っている段に左足が来ないと気が済みません。タイルは、半分から横にずれていくものだと、半分から左側にずれているものは左足で踏まなければ気が済みません。(右も同様)
あとは、友人と話している時、口から出てきた文の単語の順番が入れ替わってしまう事や、正反対の言葉を言ってしまう事が増えてきました。
「違う」と言いたかったのに口から出てくるのは「そう」とか…
「◯◯さんが歩いた」が「歩いたさんが◯◯」と言った感じです。
高校に入ってきてから目立つようになりました。今まではそんな事無かったのですが、どんどん出てきて不安です。これは何かの障害なのでしょうか?
読みにくい長文ですみません。良ければ回答をお願いいたします。
林:
自分が触れたところが気になって、何度も触れてしまいます。
これは強迫性障害の症状として稀ならず見られるものです。
さらに他の症状もあり、そして、
高校に入ってきてから目立つようになりました。今まではそんな事無かったのですが、どんどん出てきて不安
このように徐々に悪化してきているという経過は、医学的な治療が必要な状態であると言えます。精神科を受診してください。
(2021.2.5.)