【3772】オーダー聞き間違いがあまりに多い店員さん

Q: 私は40代女性です。もうだいぶ以前の話なのですが、はじめて社会に出た頃、仕事の都合で数年、しばしば朝食を外食していたことがあります。その際に接した同年代(つまり当時20代)で同性の、印象深い店員さんのことです。

一見ふつうの人で、ややナーバスな態度も新人としてはありふれた範囲であり、集中力散漫には見えません。フランチャイズ店の、しかも朝食ですからメニューはかなりシンプルです。
しかしその人は、なぜか注文を聴いてから復唱するまで、あるいは飲み物を作るまでのごく短い時間で、「同じカテゴリの別物(多くは、よりシンプルなメニュー)亅に取り違えてしまう
のです。しかも毎回のように。

例)
「アイスのカフェラテ」→(多分「コーヒー」とだけ認識)→普通のホットコーヒーとして復 唱、または作ってしまう
「バタートーストを薄切りパンで」→(多分「何か足りないトースト」と認識)→バターを
つけないトーストとして復唱、または作ってしまう

朝の通勤時間帯、都内の駅前。私は気長に接しようと努めていましたが、他のお客は割と素直 に怒っていました。当然、短期間で姿を見かけなくなり、やがて近隣の他の店で朝の新人として見かけては少ししか続かず…のくり返しでした。

作業自体の手際はそう悪くないようでしたし、何度ダメでも他の店へ入るあたり根性もあるよ うで、同年代同性のひよっことして、心の中で応援したり心配したりしていました。

その日々と並行して私も仕事でベテランになり始め、新人さんに似たような方が来たらどう対 応するかを思わずにいられませんでしたが、仕事がらか、単なる運か、同僚で同様の人を見た ことはありません。

忘れかけていた最近、出勤前に立ち寄ったコーヒーショップで、今度は大学生くらいの男性店
員さんによるそっくりなミス(しかも一度で複数)に接し、ふと思い出しました。

発達障害の一種なのか、寝ぼけの一種なのか、あるいは虐待の後遺症なのか。
林先生はどのようにお考えでしょうか。

 

林: このメールに書かれている店員さんは、不注意優勢型のADHDである可能性が高いと思います。【3771】忘れ物やケアレスミスが多い私は出来ない子なのでしょうか もご参照ください。
なお

あるいは虐待の後遺症なのか。

その推定には根拠がありません。

(2019.1.5.)

05. 1月 2019 by Hayashi
カテゴリー: ADHD, 精神科Q&A