【2441】お腹の子が障害児だと確信しています
Q: 30代女性、現在妊娠中です。不妊治療の末の待ち望んだ妊娠なのですが、切迫流産で入院して以来、障害児が生まれるに違いないという強い確信があります。根拠は、不妊治療で出来た子であること、切迫流産を経験したこと、逆子で帝王切開予定であること、夫が40歳と高齢であることです。冷静に考えれば、平均よりはリスクが高いものの、「確信」するほどの高確率ではないのは分かっているはずなのです。でも、なぜか障害児であるとしか思えず、妊娠してしまったことを強く後悔しています。既に中絶できる週数ではないので産むしかないのですが、産んだあとどうしようか、障害児であることを前提に考えてしまいます。両親、義両親の介護やローンの支払いなどあり、障害児を育てることは不可能です。事故に見せかけて殺す方法はないかとか、やはりどうしても子どもだけを殺すことは出来ないのでいっそ心中しようかとか、赤ちゃんポストに捨てようか…とか具体的に考えてしまいます。これはよくあるマタニティブルーなのでしょうか。それとも、精神科などに相談したほうが良いでしょうか。
林: 「お腹の子が障害児かもしれない」という不安そのものは、特別に病的なものとまでは言えませんが、
障害児が生まれるに違いないという強い確信があります。
となるとややニュアンスは違ってきます。さらには、
事故に見せかけて殺す方法はないかとか、やはりどうしても子どもだけを殺すことは出来ないのでいっそ心中しようかとか、赤ちゃんポストに捨てようか…とか具体的に考えてしまいます。
このようなレベルになると、単なるよくある不安ということはできません。
精神科などに相談したほうが良いでしょうか。
そのほうがいいでしょう。出産まで、そして出産後も、何らかのサポートを受け続けることをお勧めします。
(2013.9.5.)