【2433】ぼんやりした不安があるとしか言えないのですが。それから幻覚もあります。

Q: 私は13歳の中2男子です。小4~小6の間は何故か学校を休んでいて、中1の少しの期間、学校に行き、そして、中1の1月からまた休んで、今も休んでいます。私は、自分でこの原因を考えてみましたが、はっきりと分かったとは言えません。唯の甘えとの見解を示す方もいますが、それも原因を上手く言い表せているとは言えません。原因を言葉にするなら、芥川の言ったように、ぼんやりした不安だとしか言えません。これは将来などに対する不安や、社会に対する不安など、実に色彩豊かで、すべてが絡まり、ぼんやり、幽霊の様な、不安が発生したのかもしれません。例えば、将来は、何れにしても自殺で死ぬだろうな。とか、死によってこの世からは一線を退いたとしても、最大かつ、永遠の不幸のスパイラルが待っている。私の使命は常に私の心を束縛してきた肉体を殺すことだが、殺すと、肉体にも他の心が宿され復讐が行われる。などそのようなものです。しかし、このようなものは思春期などには案外ありきたりな考えでは無いのか。しかし、皆はこのようなものに打ち勝つためのものが備わっており、これを私のみが備えていないのだと思います。また、寝ることを決定して寝るためにベッドに入ると、ベッドの下から視線を感じて、普段家に居ない様な、6~9歳くらいの少女などが現れます。目を瞑ったら、目を覆うように手を置いてきます。目を開けると、メロンの網目状の赤いものの間から視線を感じて、脳髄が焼き尽くされます。私は幻覚に助けられる事もあります。それは、小説を書いている時です。小説は、幻聴を頼りに書いています。小説を書くことは、最大のストレス発散です。しかし、やり過ぎると、主人公の心を抉り過ぎて、復讐に会う事があります。本当に書きたい事を忘れましたが、外に出て生活出来てない原因の中に自分の欠陥がありそうなので相談しに来ました。

 

林: 解離性障害か、あるいはそのほかの病気ということも考えられます。精神科を受診することをお勧めします。

(2013.9.5.)

05. 9月 2013 by Hayashi
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