【3098】ADDの項目がいくつもあてはまります

Q: 20代女性です。いろいろ調べているうちにたまたまADHDについての記述に行き当たり、「自分はADDではないか?」と思うようになりました。

思い当たるものとして
・物を無くしやすく、ミスも多い、忘れっぽい
・ストレスに非常に弱い(物事を重大に考えすぎる)
・対人関係が非常に苦手(すぐ嫌われたと思い込む、話が下手)
・話をいきなり変えてしまう
・喜怒哀楽が激しい、おしゃべり
・衝動的に物事を行うが持続しない
・鬱の発症歴あり
ということが挙げられます。

また、親にそれとなく聞いた幼いころの様子は以下の様な感じでした。
・利発だった(周囲の大人が何を求めているかがよくわかった)
・非常に動きがのろい、ぼーっとしている
・やさしい
・周囲に気が取られがち(友達への挨拶に夢中になっていつまでも幼稚園の中に入れないなど)

総合して、ADDの可能性はどの程度あるでしょうか。
可能性が強い場合、病院にかかろうと思いますが、どのように病院にかかればよいでしょうか。
(一般的に親の協力が不可欠と読んだのですが、おそらく協力は望めないので)

林:

総合して、ADDの可能性はどの程度あるでしょうか。

わかりません。ADDの症状は、項目だけを箇条書きにすれば、非常に多くの人にある程度はあてはまるものです。(ADDに限らず、精神科の病気の多くがそうです。うつ病もその代表の一つです)。したがって、判断のためには具体的な記述が必要です。箇条書きでは情報になりません。

(2015.12.5.)

05. 12月 2015 by Hayashi
カテゴリー: サイコバブル社会, 発達障害, 精神科Q&A