【2690】飲み会にはよく参加し、自分のうつ病をアピールする友人は擬態うつ病でしょうか

Q: 私は30代未婚女性です。しばらく疎遠になっていた友人(30代未婚女性、一人暮らし)から電話があり 「うつ病のため、失業し生活保護を受けている」との事を聞きました。 心配に思い、久しぶりに会って食事をしました。 (お金が無い、と言っていましたが、おごるから気にしないで、と誘いました。) そこで彼女は今までの経緯を一気に話してくれました。その様子は普通に見えました。 その後もたまに電話があり、飲みやカラオケの誘いがあります。
このあたりから私の中に彼女の病気への疑問が沸いて来ました。
理由としては以下があります。
・カラオケ、飲み会にはよく参加しているようだ
・定期的に誘いの連絡をしてくる
(その際、「~をしたいから連れてって、~をして・」等、 私に依存するような口調である。)
・うつ病である事を(意識的にかは不明ですが)アピールする。
(「うつ病だから、~だ。」「うつ病だと~何だよ、知ってる?」等)。

彼女はうつ病なのでしょうか? それとも擬態うつ病なのでしょうか?
本人のつらさは本人にしか分からないですし、肉体的に症状が出ないため、判断出来ません・・・。
今は少し彼女と距離を置こうと思っているのですが、それも心配なため、悩んでいます。
どのように彼女に接するべきでしょうか?

 

 

林: この方についての具体的な情報が「飲み会やカラオケにはよく行く」「自分がうつ病であることをアピールする」くらいしか書かれていませんので、何とも言えませんが、これらが擬態うつ病を示唆するものであるということまでは言えます。うつ病ではありません。擬態うつ病についてのQ&Aなどをご参照ください。

どのように彼女に接するべきでしょうか?

これだけの情報からはわかりません。但し、うつ病に対して適切とされている接し方が不適切であるということまでは言えます。

今は少し彼女と距離を置こうと思っているのですが

それが適切かどうかはわかりません。この方の擬態うつ病がどのような種類のものであるかによります

(2014.6.5.)

05. 6月 2014 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A