【3512】自分が ADHD ではないかと不安で自殺を考えています
Q: 私は16歳の女で、今年高校二年になりました。
去年の夏頃から、『もしかすると、自分は将来人を殺してしまうのではないか』という不安や『自分は人を殺したいのではないか』という不安が顕在化し、精神科で強迫性障害との診断を受けました。
当初はルボックスを25ミリから始め、25→50→75と増やしていました
しかし、ルボックスが50ミリになった辺りから、『自分はADHDなのではないか』という不安が生まれました。
根拠としては、小学校の頃に忘れ物をしないの欄に頑張りましょうとを毎回書かれる、道具箱が乱雑していた、
ぼーっとしているということが、通信簿に書かれていたことだと思います。
その上、未だに忘れるので3週間に1回の診療も去年9月から7ヶ月から今まで2回ほど忘れたことがあります。
他にも
〇美術館と思って行ったのが博物館だった
〇その博物館のチケットをトイレに忘れて慌てて取りに戻る
〇夜寝る時にずっと同じ体勢で寝ていると体がムズムズする
〇言われたことを忘れる
〇ケアレスミスが多い
等のことがあり、私の『ADHDではないか』という不安に拍車をかけています
そのような不安を主治医にも伝え、検査を受けたのですが結果は、作動記憶100 処理速度86 言語理解102 全体が98(もう一つの数値は忘れてしまいました)でした。
WISCの標準偏差は±15、それ以上で発達障害が疑われると聞いていたのですが、主治医や担当した心理士の方にも 『ADHDではありません。グレーゾーンでもありません』と言われ、また同時に受けたADHDのチェックテストでは基準に引っ掛かっていたものの『ネットのチェックテストをやりすぎです』と言われ、問題にはされませんでした(実際、ネットのチェックテストは十数回以上行っていました)
暫く信じることもできませんでした。
しかし、ここ最近では不安も消え、つい2週間ほど前に 「来週から薬を無くしてみましょうか」と言われたのですが、ここでまた不安が出てきてしまいました。
自分はADHDなのだ。もしそうだったら、もう普通の人生は歩めない。なら、親や他人に迷惑をその前に死んでしまおう、遺書はどうしたらいいだろうか、誰か自分を殺してくれない だろうか等と毎日考え、検索履歴は飛び込み自殺の後始末や慰謝料の額などでいっぱいです。
私はもう1度、ADHDの診断を受けるべきなのでしょうか。
もし、ADHDだった場合私はもう死ぬしかないのでしょうか
それとも、これは私の思い過ごしなのでしょうか
どうか、回答をお願いします。
林: あなたの診断がADHDであると考える根拠はありません。今の主治医の先生の治療をしっかり続けてください。
ただ、
つい2週間ほど前に 「来週から薬を無くしてみましょうか」と言われた
この方針は、今のあなたの状態からすると、時期尚早のように思えます。その後また不安が出て来たことを含め、ありのままにお伝えするようにしてください。
(2017.9.5.)