【4209】母は気持ちが晴れ晴れすると言うようになりました (【2371】のその後)

Q: 【2371】退院後の母が、まだ妄想を持っている【2290】母が被害妄想のため受診したが、「そんなことで来られてもねえ」と医師に笑われた でお世話になった30代女性です。
その後の母の経過につきましてご報告させて頂きます。

【2371】の頃にもすでにかなり快方に向かっておりましたが、まだ一人で外出は難しい状態でした。自身の存在意義を問うことが多かったですし、私の仕事も忙しくなってきたということもあり、葛藤しながらも孫(私の子ども)の面倒を積極的にお願いするようにしました。すると、ほとんど妄想が出ることもなくなり、一人での外出も可能となりました。
母曰く、孫のペースに付き合わされると大変で、妄想する暇がないそうです。
孫が近くにいないときでも、いつ来るか分からないからしゃんとするそうで、気持ちが晴れ晴れしていると話しておりました。

閉鎖病棟で悶々とした日々を思いますと、本当に今の状態は奇跡のようです。
子どもたちは母が大好きで、私も、母の笑顔、父の笑顔、みんなの笑顔を見ることができて本当に幸せです。本当にありがとうございました。

 

林: 経過のご報告をいただきありがとうございました。【2290】の頃は悲惨な状況でしたが、その後、【2371】、【4209】と進み、順調に回復されているご様子が読み取れます。今後さらなる改善と安定を願っています。

(2021.1.5.)

05. 1月 2021 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症 タグ: |