【3510】これって強迫性障害ですか

Q: 高校3年生の女です。
私は何か作業をする時、自分で決めた手順・法則通りにしないと気が済みません。
例えば何かを沢山作る時に〇、△、□という工程があって、どの順番でも結果に何も影響しないとします。〇△□だろうが□〇△だろうが問題ないということは自分で分かっていても、一度△〇□という手順で作ってしまったら最後まで全て△〇□でしないと嫌な気分になります。
他の人と一緒に作業していた場合、その人が自分とは違う手順で作っていたり、毎回違う手順でやっていたりするとモヤモヤするし(本人には言いません)、何らかの事情で途中から自分が順番を入れ替えなくてはいけなくなった場合、最初の△〇□という手順で作ったものとは分けておかないと気持ちが悪いです。もし時間があったり人の目が気にならなかったりする状況であれば、△〇□で作ったものも後から変えた手順通りに作り直したりもします。
上に書いた内容はあくまで例ですが、他にも教科書を積み重ねる時は必ずこの順番、スリッパを入れる場所必ずここ、この道を通る時は必ずあのタイルを踏むといったちょっとした自分のルールが色々あって、なるべくそれを破らないようにしています。

ただ単にこだわりが強いというだけでしょうか? それともこれって強迫性障害ですか?ちなみに普段私はあまり神経質な方ではなく、どちらかといえばズボラな方です。日常生活に支障をきたしているわけでもないし、仮に強迫性障害だったとしても治す必要は無いと思うのですが、やはり治療するべきなのですか?
不完全恐怖という症状について調べたりもしましたが、あまりピンとは来なかったので質問させて頂きました。ご回答よろしくお願い致します。

 

林: 強迫観念や強迫行為は、それによって何らかの支障が生じたときにはじめて強迫性障害という診断になります。支障がなければ障害とは言えず、治療の必要もありません。
但し、今の状態が強迫性障害の軽い形で、これから支障が出て来るということも考えられます。そのときには治療が必要です。
したがって、

日常生活に支障をきたしているわけでもないし、仮に強迫性障害だったとしても治す必要は無いと思う

今の状態についてはその通りです。

(2017.9.5.)

05. 9月 2017 by Hayashi
カテゴリー: 強迫性障害, 精神科Q&A