【4022】歯科医師からの嫌がらせは私の妄想でしょうか

Q: 私は30代女性です。私は二人の歯科医師に嫌がらせをされました。いえ、嫌がらせをされたと思っているのですが、もしかすると私の妄想だったのかもしれないと思い、質問させていただきます。二つのどちらも、あるいはどちらかが、私の被害妄想でしょうか。

一つは、もう7年近く前のことなのですが、親戚の開業歯科医の50歳女性から前歯に大きな穴をあけられました。虫歯も無いし特に悪いところも無いということで、上顎1番の前歯の裏側に、小さく神経にも関係しない詰め物がしてあったのですが、それを詰め直してあげると言われました。麻酔を何度も打たれたのでおかしいなと思い、本当に裏側を詰め直すだけだよね?と聞くと「そうよ」と言いました。(別の歯科では麻酔も必要なく詰め直すだけでした。)しかし出来上がると歯の半分ほどの大きな穴と、なぜか隣の歯にも穴があけられ詰め物がされていました。話が違うしどういうことかと聞くと「となりの歯も虫歯になってたから削っておいたわ~また変色したら詰め直してあげるわ~」と笑いながら言われました。以前にも別の歯科では虫歯はないと言われていたのに、奥歯2本に虫歯があるから削っておくと言われ、「となりも虫歯になってたから削っておいたわ~」と4本削られたことがあります。いつも短時間で終わるレジンで詰められます。 周りに言っても、歯科医師がわざとそんなことするわけない、だったら訴えれば?という感じで信じてくれません。私の実父が自殺しているため、私の被害妄想だとみんなからは思われています。 私には、わざと表側の歯に穴をあけるのが目的だったとしか思えないのです。当時私は20代前半で、彼女の両親からも若いということもあり、容姿も褒められていました。歯並びはかなり綺麗なほうです。彼女は50歳独身(おそらく更年期)歯科医院は10年ほど前に不正請求で監査にはいられ、患者さんも従業員も友人も彼氏もいない、収入もほぼ無い状態でした。さらにもう一人の従妹の30代後半女性が、突然結婚し彼女と私だけが独身になったことも原因ではないかと思います。 最初は親子ほどの年の差があるし国家資格を悪用するなんて、まさかという気持ちもあったのですが、私の変色した歯をみて嬉しそうに笑ったり、クリスマスに電話をかけてきて、彼氏がいないとわかるとすごく嬉しそうに大笑いしたりと、わざととしか思えないようになりました。彼女は私には気が付かれていないと思っています。彼女の家族から最近元気になってきたけど、前は頭が変になっていたとも聞きました。 女性は私の継父の姪でもあるため立場的に弱いのと、もう時効でカルテも処分されてるだろうというのもあり、私も以前医療機関で働いていたので医療裁判で勝つのは難しいとは思っています。

もう一つは中学時代で別の歯科です。歯科で虫歯はないと言われたのに親が疑い、私が前歯裏側に小さい点みたいな汚れはあるけど虫歯はないと言われたからこれは違うと言ったのに、親から見逃されたんだ!もう一度歯科へいってここに虫歯があるから削ってほしいと頼んでこい!と脅しのように言われ、歯科へもう一度行きました。歯科医は虫歯なんてないと言ったのですが、親から言われたことを伝えると、ムカついたのか、削っていいんだな削るぞと言い目に見えないほどの小さな点を大きく削られてしまいました。しかしこれは私の無知もあるため我慢しました。 もちろん親は覚えていませんし、自分が虫歯になったのに人のせいにしていると周りからは思われます。このような目に2回もあうはずがないと思われるのがまあ当然です。 やはり私の被害妄想なのでしょうか?前歯の神経まで削られ痛みもあり、人間不信になり死にたいとまで思うこともあります。このまま黙っているのも我慢できないため、親戚関係も壊れ、殺される覚悟で本人に言ってみようかとも思っていますが、その前に私のほうがおかしいのか気になったので質問しました。

 

林:
二つのどちらも、あるいはどちらかが、私の被害妄想でしょうか。

わかりません。このケースは二つとも、客観的事実の確認ができない限り、妄想かどうかの判断は不可能です。

精神科Q&Aの他のケースをご覧になればおわかりのとおり、実際には客観的事実の確認ができなくても妄想であると判断できるケースは多々あります。それは、内容が全く奇異であったり、奇異でなくても病気の妄想に典型的だったり、経過とあわせれば病気の症状=妄想であると判断できる場合などです。けれどもこの【4022】のケースはそのどれにもあてはまらず、わかりません。メールの記載だけを見れば、事実であったように思えます。何年も時間差があるこの2回だけ妄想が出るというのもかなり考えにくいことです。但し、メールに書かれていない出来事が何かあれば話は全く別になりますので、回答は「わかりません」になります。

(2020.4.5.)

05. 4月 2020 by Hayashi
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