【3368】統合失調症の娘への人格不審
Q: 私は50代の母親です。29歳の娘のことです。21歳で統合失調症と診断されました。服薬で再発することなく、病院事務のパートを病名オープンで4年程勤務しています。 娘は生まれてすぐ、母乳を拒否しました。ミルクはすんなり飲みますが、母乳は嫌がって飲もうとしないので看護師さんが鼻をつまんで無理に飲ませたりしていました。退院して、鼻をつまむということが出来ずに1か月程でミルクのみに切り替えました。離乳食やおやつを食べる時、娘は自分の口や手や洋服を全く汚すことなく食べました。よだれかけも全く必要ありませんでした。食事はだらだらと口を汚すことなく、プーっと吹き飛ばし(彼女の前方1メートルにいつもビニールシートを張って対応)、おやつは親指と人差し指で上手につまんで舐めながら食べ、途中で放り捨て次のおやつを要求しました。人見知りをする頃になると、他の人にはだっこだっこのポーズをして喜んで抱っこされましたが、私に戻されるのをいつも嫌がりました。土日 夫がいる時は私を蹴って嫌がり、指にも触れさせない勢いでした。平日は当たり前に私に世話をさせてくれましたが。迷子になれば、世話をしてくれた人にしがみつき親元にもどるのをいやがる、遊園地等に行ってダダをこねて座りこんだとき等、じゃあ好きにしなさいと放って行けば反対方向へ去っていく、そんな風でした。下に妹二人ができても、全く関心を示しませんでした。末っ子に夫の関心が移ってからは、私に対して以上の拒否を示し、以後、夫とは会話も成立しなくなりました。 娘の幼稚園・小学校・中学校、してはいけないことを諭すのに感情的にはならないようにと、かなり自分を律して接していたと思います。注意する、少し怒る、怒る、三段階で対応するように心がけていました。でも、その三段階の対応は全く聞こえていないようでした。三段階終わっても軽く無視をし、日本語がわからない外国人のように横目で蔑んだように私を睨み去っていこうとするので、怒りが爆発し罵る、その繰り返しでした。 元々自閉的な様子は多々ありました。高校時代からひどくなり、心療内科に通ってはいましたが、大学時代に発症しました。統合失調症だとわかった時、ある意味ほっとしました。だから何も通じなかったのかと。そうだとわかっていたら、あんなに怒ることもなかったのにと、悔しさと後悔が募りました。でもこれからは、お互い少しずつ取り戻して、理解を深めていくことができるのではと、希望も持ちました。 今、娘はその私の逆上した時の言葉だけを言われたこととして記憶しています。その前段階の注意する…などの行為は全く聞いたこともないといいます。いつもいきなり罵声を浴びせる、人間にあるまじき行為だと非難します。私は謝りました。本当に謝っているのか色々確認しているようでした。そして謝った私を理解したようには思います。でも、会話をする中で私が罵声を浴びせるきっかけになった事柄を確認すると 「ふうん…それは私が謝るべきことかな…記憶にないんだからしかたないね、謝りようがない。」 「ああ、妹ね、ちょっとなんか私いらついてたもんね、ちょうどそこにいてうっとうしかったから階段から落としたんよ。」 とこともなげに言い去りました。 認知機能障害という症状も含めて、私はどうも病気と人格をごっちゃに、自分の都合がいいように無理やり解釈しようとしていたのではないかと思い至りました。統合失調症と診断された時、「この病気の人は、だいたい純粋で優しい心の持ち主ですよ」 という先生の言葉にしがみついていたのこもしれません。 ちょっと脈絡のない説明になったかもしれませんが、こういった娘の状況は病気とは関係なく、娘の人格と考えるべきなんでしょうか。
林: わかりません。そもそも娘さんが本当に統合失調症かどうかがわかりません。統合失調症の症状の具体的な記載が一切ないからです。これではお答えのしようがありません。
(2017.2.5.)