【3059】脳にもう一つの人格がいて何か失敗する度に馬鹿にしてきます

Q: 20代男性です。
半年ほど前からこの人格は現れ始めました。こいつは些細な事ですら見下したように馬鹿にしてきます。最初は自分で思っているだけだと考えていましたが違います、ミスをして悲しい気持ちになっている時に執拗に馬鹿にしてきたのがその証拠です。もう疲れました..まわりの人に辛く当たってしまう事もあり最悪です。馬鹿にしてくるこいつを黙らせる方法ありませんか?

 

林: 「脳の中のもう一つの人格」が自覚される場合、考えられるのは統合失調症解離性障害です。しかしこのメールはその人格についての具体的な記述に乏しく、また、それ以外の状況についての情報も欠如しているため、判断は不可能です。
その人格が「何か失敗する度に馬鹿にしてきます」という点だけを取り上げれば統合失調症らしいと言えますが、メールとしての訴え方全体には解離性障害らしさがあります。どちらであるか、これだけではわかりません。

こいつらを黙らせる方法はありませんか?

診断が何であるにせよ、精神科で治療を受けることで楽になれると思います。

(2015.10.5.)

05. 10月 2015 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症, 解離性障害