【2779】自分は統合失調症なのか どこまでが現実なのか‏

Q: 10代女性です。
<第一のメール>
質問:妄想なのか判断しきれない状況について
自宅で ナプキンをそのままゴミ袋に入れて 下着をくるくる回しながら風呂に向かったことがある次の日にサークルで 特定の人に向かって お前ナプキンそのままゴミ袋に入れるもんね お前パンツ回してんじゃねーよ 今頃あいつの頭の中 走馬灯のようになってるだろう とか言っていた これと似たような事がラインのグループで何度もあった 学食で 知らない集団に 女の子がストーカーされて堂々としてちゃダメだよといった会話を近くでされた クラスで 後ろの席の集団の会話内容が前日の自分の自宅での行動と合致しているのに気付いて 顔を覚えたら 同じ授業を受けるときは毎回後ろに座っていた彼らに伝わるように 私が友達にキモいと言ったら たいして可愛くない デブだ などと言って 座らなくなった私が相手のからかうような言動に動揺を見せると喜ぶ 自宅での行動と一致する話の後に 盗撮のしがいがあるよねと言っていたのが聴こえた このことで一年から二年になる春休みに引越しをしたが引越し前は 部屋の近くからタイミングよく起きたとか まだ起きてるよとか 笑い声などが聴こえたトイレの窓から外の様子を見たら 中腰で逃げて行くサークルの人が見えた 引越し後はそのようなことはない引越し前の住居では 引越しの日に私たちが到着したときに鍵が空いていて 大家さんもおらず 簡単に侵入できる状況だった このことで大学2年の現在 精神科を受診したところ 先生の判断は 統合失調症の疑いがあるとのことで NP171と書かれた錠剤を処方されている クラスの女子が100人中4人ということから 看護師の叔母はいじめではないかという 中1から 臭いと言われることがあり 中学からの友人や家族、叔母に聞いても 一緒にいて臭いと思ったことはないと言うので 内科を受診したところ 被害妄想ではないかと言われた  知りたいことについて 統合失調症を調べるうちに 自分でも妄想や幻聴なのかわからなくなり 統合失調症だった場合どこまでが信じていい現実なのか不安である統合失調症で中学からの発症だった場合 薬で妄想が消えるのはいつ頃になるのか目安が知りたい妄想ではなく現実であり かつ統合失調症と誤診されてしまうケースを一番恐れているので 統合失調症かの判断について 誤診の割合はどの程度なのか知りたい

<第二のメール>
今日送った統合失調症なのか どこまでが現実なのかといった質問の補足です 精神科に受診したのは2回で 先生に直接統合失調症と言われた訳ではなく同じ病院の内科で診察されているときに 内科医がパソコンで 精神科医の私に対するレポートを見せてくれた中で 統合失調症を疑う とありました ストーカーのようなことをされていると思い始めたのは大学に入って一人暮らしを始めてからです長期休暇で実家に帰っている間はなんともなく引越しをしてから実況めいた嘲笑は聴こえませんまた 引越し前の自宅に監視カメラがありケルベロスというストーキングツールが自分の携帯にインストールされていると仮定すれば実行できるような現実味を帯びていて 携帯の電源を切っている間は 自分の情報が漏れている感覚はないですまた買い物や散歩などをしている時はなんともありません 統合失調症患者と実際の監視するようなストーカー被害に遭っている人の訴えの違いは 具体的にどのようにわかるのでしょうか  下着をくるくる回した次の日に パンツ回してんじゃねーよと聴こえたと前の相談でいいましたが それと似た事がラインに残っている場合 これは幻ではないように思うのですが 関連妄想とも言えます 臭いについては 食生活もだいぶ変化し 最近臭いと言われることも減ったことから内科医にみてもらったときは違ったという可能性も考えていますが友人達の言葉を疑うことなく信じるなら 実況めいた監視という典型的な症状と合わせて やはり自分は統合失調症だと思ってしまいます 病識欠如によって医者の言葉を信じるのは難しいというのは承知の上ですが 統合失調症だという場合には ここが現実離れしている と納得させてほしいです

 

林: あなたは統合失調症に間違いないでしょう。

一般論としての誤診率は、あなたには何の関係もありません。この【2779】のケースに関しては、統合失調症であることは間違いないといえます。

やはり自分は統合失調症だと思ってしまいます

その通り、正しいです。

 病識欠如によって医者の言葉を信じるのは難しいというのは承知の上ですが

その通りです。

 統合失調症だという場合には ここが現実離れしている と納得させてほしいです

治療を受けて、よくなれば自然にわかってきます。今はいくら説明されても納得できないでしょう。治療を続けてください。

(2014.9.5.)

05. 9月 2014 by Hayashi
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