【3632】知人が目の前で亡くなってから、統合失調症に類似している症状があると言われています

Q: 20代女性です。医者から統合失調症に類似している症状があると言われたものです。薬のお陰か、少し良くなってはきていますが、今までできていた事ができなくなって、ただ唖然とする日々です。 陽性症状が激しかった頃は、体が勝手に動いていることが面白く、自分では思いつかない様な思考にのめり込んでいました。そもそもの原因としては、目の前で知人が倒れ、心臓マッサージをしたのですが甲斐なくなくなられ、その時の苦しみを何とか癒そうと趣味に没頭した結果、創作物の完成と同時に、頭が爆発したと思われるほどの恍惚感に襲われてからなのです。そうすると、亡くなられた方が実はまだ生きているだとか、輪廻転生は存在するだとかいう妄想に縛られ、その結果、見知らぬ人にまで迷惑をかけてしまった事がいまでも頭の中でぐるぐるループしています。 もう、どこに相談して良いかもわからず、やる気も起きません。大好きだった文芸も下手になってしまい苦悩しています。言いたいことが沢山あるのに、まとまりがなくてすみません。とにかく助かりたいという一心でメールを送ります。私は統合失調症なのか、心因反応じゃないのか。あたまがぐるんぐるんです。すみません。

 
林:
私は統合失調症なのか、心因反応じゃないのか。

統合失調症の可能性のほうが高いでしょう。

陽性症状が激しかった頃は、

その「陽性症状」という言葉でどのような症状を指しているのか、その最も肝心な部分が不明ですが、書かれている経過と症状だけからも、統合失調症の可能性が高いと言えます。

もう、どこに相談して良いかもわからず、

精神科の先生に相談してください。

(2018.3.5.)

05. 3月 2018 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症