【3102】私こそ統合失調症を偽装している唾棄すべき卑怯者としか思えなくなりました

Q: 24歳男性、生命工学系の学部学生です。精神科には19歳のころから4回入院していました。 【1787】擬態統合失調症というものはありますかの方の内容を読んでいるとどうにも私こそ統合失調症を偽装している唾棄すべき卑怯者としか思えなくなりました。【1787】の方が指摘されていることがまったくそのまま私に当てはまるのです。>一説によると統合失調症の診断を得ていると、障害年金が受給しやすいという話私はそれらの公的援助は受けておりませんが、金銭的なもの意外に何か、ほかの疾病利得となりうるものがあるのかもしれません。 >能力的に劣っていても統合失調症による症状だと自分を守る事が出来ます。この一文は図星でした。まさにそのとおり!病室の換気扇から「ミュンヒハウゼンミュンヒハウゼン」と聞こえていたことも合点がいきます。主治医と小児精神科医には何度も「私は統合失調症のフリをした社会不適合者である。本当は病気ではく健常者なので統合失調症で苦しんで知る方々を冒涜することになる」と伝えているのですが「妄想が悪化している」と判断されてしまいます。 本日林先生にお訊きしたいことは2点です。 1:私が統合失調症者ではなく単なる怠け者だと証明する方法はないものでしょうか?2:似非統合失調症の自分を叩き直す方法論はありますでしょうか。   以上です。乱文失礼いたしました。

 
林: このメールはむしろ、質問者が統合失調症であることを裏づける内容だと思います。統合失調症に特有の思考障害の存在が読み取れることとなどからそう判断できます。主治医の先生の指示に従い、統合失調症の治療を続けることを強くお勧めします。

(2015.12.5.)

05. 12月 2015 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症