【4108】イマジナリーフレンドとずっと生きていくのはいけないことでしょうか
Q: 私は10代後半の学生です。
私はいま10人のイマジナリーフレンド(IF)と一緒に暮らしています。
親にも学校の人にも、自分がイマジナリーフレンドを持っているとは話していません。今まで生活に支障もなかった(寧ろ上手くいっていた)し、自分にしか見えないものがいるなんて言ったら頭がおかしいと思われるだろうし、話すのもなんだか…と思い、今までずっと黙って生きてきました。
彼らと出会ったのは小学校低学年からで、ちょっとした嫌がらせ(ものを取られたり)と猥褻行為(知らない男の人に体を触られた)にあってからと、中学校(いじめにあって)からです。
私はもともと引っ込み思案で、コンプレックスも多くて、いつもいつもイマジナリーフレンドに生活の大部分を代わってもらっていました。勉強や自分一人でできることは自分でしましたが、他人と接することはやはり苦手で、いつも彼らに頼り切っていました。
でも、年を重ねるにつれて、私はこれでいいのか?と思うようになってきました。イマジナリーフレンドを消したいわけじゃありません、むしろ、消せば私は生きていけなくなると思います。でも、まかせっきりにしてしまえば、私は私じゃなくなってしまうのではないかと不安です。そのため、親と話すくらいは自分でやってみようと思い、イマジナリーフレンドたちとも相談してそうしてみてはいるのですが、いざ母の前に立って話そうと思うと、喉がきゅっとしまったみたいになって、怖くて、汗がどっと噴き出て話すことができません。
私はこれからもイマジナリーフレンドに代わってもらって人生をうまく生きるべきでしょうか、それとも、どれだけ生きづらくても自分自身の力で生きていくべきでしょうか。よろしくお願いします…。
林: 徐々に自分の力で生きる方向に変えていくのがいいと思います。
親と話すくらいは自分でやってみようと思い、イマジナリーフレンドたちとも相談してそうしてみてはいるのですが、いざ母の前に立って話そうと思うと、喉がきゅっとしまったみたいになって、怖くて、汗がどっと噴き出て話すことができません。
そうした努力をこれからも続けてください。ただし結果を急ぐ必要はありません。
(2020.9.5.)