【2461】解離性障害と確定診断されました(【2407】、【2442】のその後)

Q: 【2407】中学生の統合失調症の治療について【2442】解離性障害、統合失調症の両方を念頭においた治療が始まりました のその後のご報告です。【2442】でお伝えした新しい主治医から、二回目の診察で、解離性障害であると確定診断されました。順を追ってお書きします。ただ、娘と主治医が話した内容の詳細がわかりませんので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・。     
 【2442】の診察後の経過は以前と変わらない様子で時々落ち込む様子が見られる、という感じでした。 親の私としては、他の病気の可能性もまだ残されていたので、何かの兆候ではないか・・・と気が休まらない日々が続き、不安ばかりが膨れ上がり、余計な心配(果たして数ヶ月で解離性障害と診断がつくものなのか? 自分の中の人格自体が妄想なのではないか? 急に人格に気付くものなのか? 人格同士が会話できるものなのか? 急に悪化することはないのか?等々。非常に主治医に失礼な話ですが・・)が心の全てを占め、かなり神経がまいってしまったという情けない状況でした。*以前に書いた「二人が会話している」という表現は、人格同士の会話と私が勘違いした可能性が大きいです。事実はわかりません。その後、娘の中に小さい女の子もいる、小学生の時に苛めらしきことがあった、ということはわかりましたが・・・。
 解離性障害の可能性ありと診断をしていただいた先生の二回目の診察は、初診の3週間後でした。以前に話した内容をさらに突っ込んだ形の診察だったようです(1時間弱)。その結果、解離性障害と断言されました(私の心配は全て否定されました)。人格交代や大きな健忘、以前のような離人症状など、日常生活に支障をきたすレベルの症状は出ていないため(良い方向にいっているそうです)、今後の治療は服薬しながら様子を見る、気分の落ち込みに気をつける、というあくまで見守って本人を応援していくという形です(娘本人には過去にとらわれず今が大事、怖くないからねとおっしゃっていました)。娘は他愛ない会話はするのですが、自分のことは主治医以外の者には何ひとつ話しません(自分のことを話すのは嫌いだそうです)。そのため見守っていくと一言に言っても、娘との距離感をはかるのはかなり難しく、落ち込む様子や明らかに辛そうな表情(主に学校関係)、夜から朝にかけて何かあっても気付くことができるのか?という不安、さらに高校受験のプレッシャーなど、一時私も追い込まれたような気持ちになり、不安がさらに不安を作っていくという悪循環に陥りました。 私には本人の中で起きていることを知りたい、わかりたいという気持ちが非常に強かったのですが、娘といえども別の人間。わからないことはわからない、私にできることは本人の力を信じて、日常生活を明るく過ごすということだけという結論にたった今、たどり着いたような感じです。  対人恐怖、視線恐怖、離人、幻聴、絶望感、希死念慮、自分のことを言われているような感じ、見られているような感じなどの症状から、その後の症状の経過をできる限り詳細に伝えたかったのですが、申し訳ございません、娘が話した内容がわからないため、解離性障害の症状をお伝えすることができませんでした。しかし、わかるかぎり今後も林先生にご報告させていただきたいと思っておりますし、今後、時間が経ってから娘が話してくれればそれを報告することによって、統合失調症の初期と解離性障害の違いの参考に何らかの形で役に立てればと思っております。今の主治医の先生には月に一回診ていただく予定です。また、統合失調症の診断をされた前の主治医とも、物理的距離や娘との良好な関係があるため、図々しくも今後もよろしくお願いしますと頼んだところ快く了承していただき、こちらも良好な関係を続けることができました。時には今の主治医の先生と連携を取っていただきながら、今後も月に1~2回のペースで診ていただく予定です。

 
林: 経過のご連絡をいただきありがとうございました。娘さんは良い方向に歩き始めていると思います。

統合失調症の初期と解離性障害の違いの参考に何らかの形で役に立てればと思っております。

とお書きになっている通り、これらの問題をめぐって悩んでおられる読者にとって、またとない貴重な情報だと思います。また経過のご連絡をいただければ嬉しく思います。

(2013.10.5.)

05. 10月 2013 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A, 統合失調症, 解離性障害