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 統合失調症(精神分裂病)の治療薬は、抗精神病薬、またはメジャー・トランキライザーといいます。

 飲み始めたら、自己判断でやめないことが一番大切です。再発の一番多い原因は、薬の中断です。

 脳内の、ドーパミン・レセプターをブロックする作用がある薬が大部分です。

 種類はいろいろありますが、効果も副作用も大体よく似ています。

 主な効果は、幻覚や妄想を消すことです。不安やイライラを抑える効果もあります。

 副作用は、低血圧、眠気、のどの渇き、便秘、パーキンソン症状(手がふるえる、前かがみの姿勢になる、表情が乏しくなるなど)、無月経などがあります。

 主な薬としては、以下のようなものがあります。(商品名で示します。カッコの中は一般名です)

 セレネース(ハロペリドール)
幻覚妄想を消す作用が強力です。

 コントミン、ウィンタミン(クロルプロマジン)
世界最初の抗精神病薬です。開発されたのは1952年ですが、現在でも良い薬として認められており、よく使われています。

 ドグマチール(スルピリド)
抗うつ薬や胃の薬としても使われますが、分裂病にも効果があります。ホルモンに影響しやすいのが欠点です。

 リスパダール(リスペリドン)
ドーパミンだけでなく、セロトニンのレセプターもブロックする作用がある、比較的新しい薬です。効果はさかんに宣伝されていますが、本当に優れているかどうかの評価はこれからでしょう。

 


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