うつ病

うつ病が病気であるという認識はまだまだ広まっていません。また、たとえ知識として知っていても、現実に自分や家族がうつ病の可能性がある状況になると、なかなか精神科を受診されないことが多いようです。これは患者さんの側の問題です。また、うつ病の初期には身体の症状のほうが目立つこともあり、そうすると内科を受診されることになりますが、内科医から精神科医への紹介もなかなかスムースにはいかないものです。これは医者の側の問題といえるでしょう。このあたりの事情は、医学部講堂の中の、治りたくない・治したくない・・・うつ病治療の実態、に解説があります。