診断 : あなたはアルコール依存症の可能性があります。

少なくともプレアルコホリック(アルコール依存症予備群)である可能性は濃厚です。


こんな簡単なテストで判定されてはたまらない、とお思いでしょうが、この簡単なテストの診断力はとても高いことがたくさんの研究で証明されています。

でも念のためもう少しくわしく診察してみましょう。こんな経験はありませんか?

飲まないと眠れない。

飲んだ翌日、手が震える。または指先がこわばったようになり、字が書きにくい。

飲んだ翌日、汗が出る。 

上の3つは離脱症状といって、アルコール依存症の重要な徴候です。禁断症状ということもあります。いずれにしても、ドラッグであるアルコールが体内にない時に出る症状で、これがお酒を飲むことによってすっきりするようなことがあれば、離脱症状であることは間違いありません。

また、

2日間 (48時間) 以上にわたって、飲んでは寝る、飲んでは寝る、ということをくり返したことはありませんか?

これは連続飲酒発作といい、やはりアルコール依存症の症状です。

離脱症状か連続飲酒発作のどちらかの経験がある人は、必ず病院で診察を受けるべきです。両方の症状がある人は完全にアルコール依存症です。

この機会にアルコールの害についてもよく知ってください。

なお、飲み方の判定については、もう少しくわしい久里浜式アルコール症スクリーニングテスト (KAST) もありますので、やってみてください。




●注意 (必ずお読みください)

この自己診断プログラムはあくまでも補助診断です。

正確な診断のためには専門家を受診する必要があります。アルコール依存症は「否認の病気」と言われるように、自分のアルコール問題を過小評価してしまうことも特徴のひとつです。その意味で自己診断に頼ることは危険です。

いずれにしても、このプログラムだけで診断を確定することはできません。ここでの診断結果にかかわらず、心配な点があれば医療機関を受診してください。


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