精神科Q&A

【0187】 アセトアルデヒド血中濃度のデータの出典


Q: 25歳女性、医学部大学院生です。「ALDH2の遺伝子が強・弱のタイプの人は、強・強の人の6倍、弱・弱の人は20倍の濃度に」という話はよく耳にするのですが、実際にどこにそのオリジナルデータがあるのか、諸々調べましたが不明でした。先生のサイトのアルコール依存症の医学部講堂にもアセトアルデヒド血中濃度のデータが出ていますが、このデータの出典を教えていただければ幸いに存じます。

: 出典は以下の通りです:

Yamamoto K et al: Genetic polymorphism of alcohol and aldehyde dehydrogenase and the effects on alcohol metabolism.
Japanese Journal of  Alcohol & Drug Dependence 28: 13-25, 1993.

この雑誌は、日本アルコール医学会の学会誌です。(現在この学会はアルコール薬物学会というような名称に変わっていますが)

 私のサイトのデータには、当然ですが、すべて信頼度の高い出典があります。本来は出典はすべて記載するべきですが、なかなかすべては記載できないのが現状です。このようにご質問頂ければ極力回答いたします。
 また、サイトの内容には、論文としての出典はなくても、臨床的常識とか、私自身の経験に基づいた部分もあり、これらも本来は区別して書くべきだと考えていますが、やはりできないままになっていて、実は非常に気になっています。こうした点についても、個々の項目についてご質問頂ければ極力回答致します。


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