薬が少なすぎると思う
● 「もっとよく効く薬がほしい」「もっとたくさん薬がほしい」、あるいは逆に「薬はのみたくない」「カウンセリングだけをしてほしい」など、人によって希望はさまざまです。しかし病気にはそれぞれ適した治療法があります。自分が望む治療と実際に望ましい治療法は必ずしも一致しません。現在こころの病気については正しく理解されていないことが多いので、むしろ自分が望む治療は正しくないことの方が多いものです。
● 薬が少ない場合、あなたの病気では薬を強くしても効果が期待できないと先生が判断していることもあれば、副作用などを防止するため少ない量から慎重に治療をはじめていることもあります。いずれにせよ、処方の本当の意味はそれを出した医師にしかわかりませんので、先生によくきくことが一番です。