精神科Q&A

医療費免除の具体的な手続きは



本人が手続きすることが原則ですが、家族など代理の方でも行うことができます。

申請の窓口は、お住まいの地域にある保健所です。必要な書類は申請書と診断書の二つで、すべて保健所にあります。

ただし最初は、かかっておられる病院のケースワーカーまたは医事課などで説明を受けるのが大部分です。この場合の手順は下の通りです。

1 担当の先生、またはケースワーカー、受け付けなどで、医療費免除の申請をしたいことを言う。

病院の待合室などに、この制度の説明のポスターなどが掲示されていることもよくあります。制度の名前は、「精神保健福祉法32条・通院医療費公費負担」ですが、単に「32条」と呼ばれることが多いようです。

2 病院に必要書類が準備されていれば、その場で診断書を先生に書いてもらう。(診断書は決まった書式のものです。病院の普通の診断書とは違います。)

必要な書類は大部分の病院に準備されています。
なお、障害者手帳をお持ちであれば、診断書のかわりに手帳のコピーが使えます。

3 申請書に必要事項を記入する。印鑑が必要です。

申請書は住所、名前など、ごく簡単なものです。

4 保健所に診断書と申請書を提出する。

提出すると審査が行われ、承認されれば医療費が免除されます。


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