≡はそれぞれの遺伝子タイプ別のアルコール依存症の発症頻度、■は日本人全体のアルコール依存症の発症頻度、●は飲酒量、●はアセトアルデヒド血中濃度です。
前のグラフにアルコール依存症発症頻度のデータ≡を加えたものです。ALDH2遺伝子のタイプでは、強・強の人が一番アルコール依存症になりやすいことがわかります。弱・弱の人は決してアルコール依存症になることはありません。強・弱の人も発症する率はかなり低くなっています。
ではここまでの結果を臨床に生かすにはどうしたらいいでしょうか。 次へ