精神科Q&A

【0921】精神疾患ではないと診断されている息子の不調


Q親元を遠く離れ、某国立大学社会学部3年に在学している長男(21歳)についてご相談いたします。

半年ほど前から胃痛を訴え、地元の胃腸科を受診していましたが異状は見られず、消化剤などの処方にて対処しておりました。
しかしますます悪化していく旨を訴え、夏休み帰省中に某病院を受診させました。
内視鏡の結果、十二指腸潰瘍との診断があり、治療にてやや回復しました。
それと並行して、心因性のものではないかと疑う面もあり、精神科も受診させました。医師の診断では精神疾患は無いとの事。
ただ、コミュニケーションに問題があるので、カウンセリングを受けるようにとの支持がありましたので、帰省中2度程カウンセリングを受けかなりの効果はみられたようで、気持ちが楽になったと申しておりました。

しかし、休みが終わり大学に戻ると、「無気力」「食欲不振」「ダルさ」「一日中眠い状態」「意欲の著しい低下」などで全く授業を受けられない状態になってしまいましたので、大学内にある、保健管理センターに、夏休み中に受診していた病院からの紹介状を持って、早速受診しました。
そこでも、精神疾患はないとの診断でした。
薬も特にいらないとの事でしたが、不眠とダルさを訴える息子の希望でレキソタン、ロヒプノール、レンドルミンを最低量処方して頂きました。

その後、殆ど一日中ダルく、眠い状態が続き、食事も億劫になったようです。
その為、今では軽い拒食症のような状態になっていると言っています。
食べなければ、一日中食べなくても平気。寝ているのが一番良い。
そんな状態なのですが、医師は
「ま、一週間食べなくても死なないから。」と真剣に受け止めてくれないとの事。

私は、とにかく命に関わる事になってはいけないと思い、一日でも早く、休学届けを出し、実家に帰るように言いました。
半月後には、次男の大学受験、合格発表があるのでそれまでは何とか凌いで欲しいとは言いましたが、あとはとにかく早く帰省し、実家で静養し、親元からカウンセリングに通い必要があれば、入院をし、健康を回復して欲しいと思っています。

以前のカウンセリングの中で、「父親の存在」が出てきました。
幼い頃から、常に否定され続けた結果、自分に自信が持てなくなった。
また、父親と同じような年恰好の男性に何か言われると、萎縮してしまう。
自分が情けなく、自暴自棄になりそうだ。
一人暮らしで唯一の救いは、大声で泣ける事だ。等と言っています。
確かに、以前の健康な精神状態とはあきらかに違いますし、痛々しい程です。

息子の症状は一体何なのでしょうか?
医師たちが2人も、精神疾患ではないと口を揃えて仰います。
では、一体息子は何なのでしょうか?親としては不安でなりません。
以上の件、何かアドバイス等ありましたら、宜しくお願いいたします。


: ここに書かれている二人の医師の対応を見ますと、おそらく二人とも息子さんの状態を単なる甘えと見ているように思えます。
それが正しいと仮定して、息子さんに対する一連のあなたの行動を見ると、あなたが過保護な親であり、その結果このような息子さんになってしまったという解釈もできます。
けれども、息子さんの状態についてのあなたの描写を読みますと(この描写自体が歪んでいる可能性は否定できませんが、それはそれとして)、息子さんは今のところはまだ精神疾患と診断できる段階ではないものの、精神疾患のはじまりが疑われるとも解釈できます。だとすれば、今後も定期的に医師にかかるなど、慎重なフォローアップが必要ということになります。
どちらの解釈が正しいか、わかりません。
信頼できる先生をみつけ、その先生の意見に従ってください、とまでしか言えない状態だと思います。



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