精神科Q&A

【0079】家族以外の者が医師から説明を聞くことはできますか


Q: 3ヵ月ほど前からつきあい始めた23歳の彼女がパニック障害で通院中です。いまでもまだ発作があるのですが、どうしてあげることが彼女のためになるのかわかりません。様子を尋ねたりした方がいいのか、その話題を避けた方がいいのかなど・・。こういう時、私のような家族以外の者が医師に状況を話して、説明を聞くことはできるのでしょうか。

林: 状況を話すことはもちろんできます。説明を聞くのは、ご本人の了解があれば出来ます。
 医師への病状の説明を本人以外がする場合は、普通はまずご家族がするものですが、実際にはご家族がいちばんよく観察しているとは限りませんし、ご家族は客観的に見れていないことも多いものです。その意味では友人や職場の人の話はとても参考になります。
 ただし、医師の立場からすると、友人や職場の人がみんな患者さんの味方とは限らないので、医師からの病状の説明については慎重にならざるを得ません。ご本人の了承がなければしないというのが原則です。
 ですから医師から病状を教えてもらえるかどうかはわかりません。むしろあまり詳しくは教えてもらえないと考えるほうがいいでしょう。その意味では、話はある程度は一方通行になるかもしれません。
 それでも、家族以外の人からの客観的で正確な情報は、治療上はとても役に立つことが大部分ですので、結果的には患者さんのためになることになります。


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