有名なレオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザの肖像に、顔面神経麻痺の後遺症が認められるとも言われています。モナ・リザはよく見ると左(向かって右)の目が右より細く、左(向かって右)の唇の端が右より低くなっています。これは顔面神経麻痺の軽い後遺症(拘縮といいます)で見られる現象です。軽い神経学的な異常が、「謎の微笑」と呼ばれる魅力を生んだのか・・・まではわかりませんが。


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