【4634】不調の原因はゲームのやりすぎだと言われたが納得できない

Q: 20代男性です。
会社で働き始めてから、寝ても全く疲れがとれずにいることが多いです。
医師に相談したら、若年層特有のゲームやスマホのやりすぎと言われましたが、働き始めた当初はスマホも持ってませんでした。ゲームはやる時間すら無いのでやってませんでした。
現在でもこの症状が続いており(5年間)、相談しても揃って同じ内容しか回答されなくておかしくなりそうです。
まだ感性が普通であるうちに質問しました。
最近はうまく寝付けない時が多くなりました。多く摂ってるわけでもないのに太ってきました。運動はしてないわけでもありません。
外の人間が信じられない。

 

林:
医師に相談したら、若年層特有のゲームやスマホのやりすぎと言われましたが、働き始めた当初はスマホも持ってませんでした。ゲームはやる時間すら無いのでやってませんでした。

ということは、今はやっているということが読み取れますが、そうであれば主治医のアドバイスに従ってゲームやスマホの使用を適正化することが何より第一に試みるべきことです。質問者としては、「不調は働き始めたころからで、当時はゲームもスマホもやっていなかったのだから、今の不調の原因はそれではない」という論理によって、主治医のアドバイスは正しくないと主張しておられるようですが、そうだとすれば、それは依存に陥っている人のごくありふれた言い訳です。

(2023.2.5.)

05. 2月 2023 by Hayashi
カテゴリー: 精神科Q&A