【4624】主治医の先生が私と私の彼氏に話してる内容が違う

Q: こんにちは。いつもこのサイトを見ています。
21歳の女です。今は大学4年の歳で、高校2年生の時にうつ病と診断されました。
精神障害者保健福祉手帳も持っています。
毎週月曜日に通院しているのですが、私の彼氏にうつ病とはどんな病気か説明してもらいたくて(医者からの説明なら納得が行きやすいと思って)、彼氏を病院に連れて行きました。

今は言いませんが、昔は彼氏と喧嘩した時に「うつ病なんて怠けだ」「障害者が」と心無い言葉をかけられたこともあります。

しかし、主治医は彼氏に対して「私はうつ病ではない、ただうつ病を調子よく盾にしているだけだ」と言ったそうです。

私は悲しかったです。でも主治医はそれを隠してうつ病の薬を出して来ます。(SSRIなど)
私の苦しみは怠けなんでしょうか?手帳も意味の無い物なのでしょうか。
時々、自分の人生に意味があるのか分からなくなるのも、いきなり意味も無く、辛くなって泣いてしまうのも、(今はしてません)生きるのが辛くてODしたのも嘘なのでしょうか。

もう自分のことも、平然とうつ病の薬を出して来る主治医のことも信用出来ません。
この気持ちをどうしたら良いのでしょうか。
藁にもすがる思いでメールしました。
どうすれば良いのか、教えてください。

 

林: 事実が不明ですので、質問者の反応は不合理です。
すなわち

主治医は彼氏に対して「私はうつ病ではない、ただうつ病を調子よく盾にしているだけだ」と言ったそうです。

とのことですが、主治医が本当にそう言ったという証拠はどこにもありません。
このように、「と言ったそうです」という伝聞をそのまま信用するという態度は常に誤っています。
しかも、彼氏は

昔は彼氏と喧嘩した時に「うつ病なんて怠けだ」「障害者が」と心無い言葉をかけられたこともあります。

とのことですので、ますます主治医が言った内容を彼氏が質問者に正確に伝えているかどうかは疑問です。

この件に限らず、事実を確認したうえで判断されることをお勧めします。特に、「誰々がこう言った」という情報を、そのまま鵜呑みにするのは、さまざまな問題の元となりますので避けなければなりません。

(2023.2.5.)

05. 2月 2023 by Hayashi
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